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有名連の総踊り
鍛え抜かれた踊り手が一糸乱れず舞う、会期のハイライト。

「踊る阿呆に見る阿呆」── 四百年つづく、夏の熱狂。
お盆の四日間。昼と夜で表情がまるで変わり、本気を観るなら夜だ。
徳島市の中心部一帯。有料の演舞場と、無料で輪に入れる街角の両方がある。
「連(れん)」と呼ばれる集団が、二拍子の鳴り物に乗って街を踊り歩く。見どころは大きく三つ。
鍛え抜かれた踊り手が一糸乱れず舞う、会期のハイライト。
観るだけでなく、飛び入りで輪に入れる「にわか連」も。
三味線・太鼓・鉦・笛が刻む二拍子が、体の奥を直接揺らす。
阿波おどりの主役は「連」。老舗の有名連から企業連、地域の連まで、何百もの集団が世代を越えて踊りを継いでいる。その一人ひとりの物語が、この祭りの本体だ。