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函館いか踊り
市内の飲食店に集う仲間うちから生まれた踊りが、今や函館の象徴に。観客も飛び入りで踊れる手軽さが魅力だ。

港町の夜を、いか踊りが埋め尽くす。── 大火から立ち上がった夏。
八月初頭。函館の街が一年でいちばん熱くなる五日間。1934年の函館大火からの復興を願い、翌35年に始まった港町最大の夏祭りだ。
舞台は函館の中心市街。十字街から松風町、五稜郭へと、メインストリートを踊りの列が埋め尽くす。
主役は「函館いか踊り」。難しい振りはなく、誰でも輪に入れる。見どころは三つ。
市内の飲食店に集う仲間うちから生まれた踊りが、今や函館の象徴に。観客も飛び入りで踊れる手軽さが魅力だ。
函館港おどり・サマーカーニバル・いか踊りの三部構成。数千人規模の踊り手が大通りを練り歩く。
祭り初日の夜、函館港の海上に大輪の花火が上がる。海と港町を染める、夏の幕開けだ。
この祭りを支えるのは、函館に暮らす市民そのものだ。町会・企業・学校が連を組み、いか踊りの輪に加わる。大火から立ち上がった街の記憶を、踊りという形で毎年受け継いでいる。観光客さえ巻き込む、開かれた港町の夏だ。
いか踊りの連を率いる町会の世話人
市民パレードの運営・継承
現在、準備中です。露店を切り盛りする地元の商店主
祭りの賑わいを支える
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