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大の字の送り火
山の神を祭る十代地山の中腹を大の字形に掘り、各戸から集めた松明を配して焚く。闇に巨大な「大」が浮かぶ。

山に「大」、京を偲ぶ火。── 土佐の小京都。
旧暦七月十六日の夜。四万十川のほとり、土佐の小京都・中村で「大」の字に火が灯る。一條公が都を偲んで始めたと伝わる、お盆の送り火だ。
舞台は四万十市の間崎地区。京都を模した碁盤目の街並みを持つ「土佐の小京都」中村ならではの行事だ。
都への憧れと、先祖供養が結びついた送り火だ。見どころは三つ。
山の神を祭る十代地山の中腹を大の字形に掘り、各戸から集めた松明を配して焚く。闇に巨大な「大」が浮かぶ。
応仁の乱を逃れた一條氏が京都を偲んで始めた火。「一條公ゆかりの火」として今に伝わる。
都を模した碁盤目の街づくりをした中村。京都とこの地だけに伝わる送り火が、その歴史を物語る。
この行事を担うのは、中村・間崎地区の人々だ。各戸から松明を持ち寄り、山を大の字に掘り、先祖の霊を送る。応仁の乱で都を追われた一條公の望郷の念を、500年の送り火として受け継いできた。土佐の小京都の心を映す火だ。
送り火を支える間崎地区の人々
松明の準備と点火の継承
現在、準備中です。行事を守る地元の保存会
送り火の伝統の保存
現在、準備中です。