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端縫いの衣装
古い絹布をつなぎ合わせた「端縫い」は、踊りの上達を認められて初めて着られる晴れ着。藍染の浴衣と対をなす。

亡き人と、ともに踊る。── 篝火が照らす三夜。
盂蘭盆の三夜。篝火を囲み、亡霊に扮した踊り手たちが哀調のお囃子にあわせて静かに舞う。「亡者踊り」とも呼ばれる、幻想的な盆踊りだ。
舞台は羽後町の本町通り。道沿いに篝火を点し、それを囲うように踊りの輪が連なる。
華やかさと哀しさが同居する、特異な美しさ。見どころは三つ。
古い絹布をつなぎ合わせた「端縫い」は、踊りの上達を認められて初めて着られる晴れ着。藍染の浴衣と対をなす。
前後の反った編笠を目深に被り、あるいは目元だけ開いた黒い彦三頭巾で顔を隠す。誰とも知れぬ姿が「亡者踊り」の名を生む。
哀愁を帯びたお囃子が流れるなか、炎を囲んで優雅に舞う。生者と死者がともに踊る三夜だ。
この踊りを守るのは、羽後町に暮らす人々だ。幼い頃から所作を習い、端縫いを縫い継ぎ、世代を越えて舞いを伝えてきた。700年とも伝わる時間を、顔を隠した踊り手たちが今夜も静かに継いでいる。町ぐるみの祈りの祭りだ。
端縫いを縫い継ぐ地元の踊り手
衣装と所作の継承
現在、準備中です。囃子を奏でる保存会の囃子方
お囃子の伝承
現在、準備中です。