01
宵祭の巻藁船
半球状に約400個の提灯を飾った船が、囃子とともに川を渡る。水面に二重の半円が浮かぶ。

川面に映る、提灯の半球。── 五百年つづく水上の祭。
七月の宵。提灯を半球に飾った「巻藁船」が、闇の川面を静かに渡る。日本三大川祭のひとつ。
津島市の天王川公園、丸池の水面が舞台。船と提灯が水に映る情景がすべて。
宵の提灯船と、朝の能人形船。静と動、二つの表情を持つ水上祭。見どころは三つ。
半球状に約400個の提灯を飾った船が、囃子とともに川を渡る。水面に二重の半円が浮かぶ。
翌朝は能人形を載せた華やかな車楽船。男たちが川へ飛び込む布鉾流しも。
提灯の灯が水に映り、ひとつの円が二つに見える。津島ならではの幻想美。
巻藁船を出すのは、津島の五つの「車」と呼ばれる地域だ。提灯を組み、船を仕立て、川を渡す。五百年ものあいだ、津島の人々が水の上で灯し続けてきた祭りだ。
ある車の船の担い手
巻藁船・津島市
現在、準備中です。囃子方の奏者
川祭の囃子の継承
現在、準備中です。