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大松明の炎
沿道に立てた約90本の筍形大松明が一斉に点火。通り全体が炎の回廊になる。

大松明が、富士の麓を焼く。── 日本三奇祭のひとつ。
八月二十六日と二十七日。富士山の山じまいを告げる火祭り。夜の町が炎で埋まる。
富士吉田市の上吉田地区、御師町の通りが舞台。富士山を望む立地が祭りを荘厳にする。
高さ3mの大松明が連なって燃える光景は、まさに奇祭の名にふさわしい。見どころは三つ。
沿道に立てた約90本の筍形大松明が一斉に点火。通り全体が炎の回廊になる。
赤富士をかたどった「御山神輿」が渡御する。火と神輿の対比が荘厳。
二日目、すすきの玉串を手にした氏子が神輿の後に続く独特の行事。
大松明を立てるのは、富士山信仰を支えてきた御師町の人々だ。かつて富士講の登拝者を迎えた町。火を焚き、神輿を担ぎ、富士の山じまいを見送る人々の祈りが、この奇祭を千年つないできた。
松明を立てる氏子
火祭り・富士吉田市
現在、準備中です。御師の家の人
富士信仰と祭礼の継承
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