さっぽろ雪まつりの服装を調べると「とにかく暖かく」という話ばかり出てきます。ただ、実際に困るのは足元です。
実行委員会も服装の案内で、上着と同じくらいの分量を靴に割いています。この記事は足元を主役にして、その案内から装備を組み立てます。
3分で説明すると
- 2月の札幌の平均気温は−2.3℃。1月下旬〜2月上旬が1年で最も寒い
- 実行委員会は「薄いコートでは寒さが厳しい可能性がある」としている
- 必要なのは重ね着+本格的な上着+帽子・耳あて・手袋
- 足元は裏に溝のある冬用靴。凍結した路面で滑らないため
- 冬靴がなければ靴の上から付ける滑り止め。1つ1,000円程度
- 滑り止めはオフィシャルショップ・周辺のコンビニ・JRや地下鉄の駅売店で買える
- オフィシャルショップで杖(ストック)を無料で貸し出している
- つどーむのアトラクションは帽子と手袋が必須
2月上旬の札幌はどのくらい寒いか
数字から押さえます。
実行委員会が示す2月の平均気温は−2.3℃。そして1月下旬から2月上旬が1年で最も寒い時期とされています。会期の2月4日〜11日は、まさにその底にあたります。
平均が−2.3℃ということは、夜はさらに下がります。大通のライトアップは22時まで、すすきのは23時まで。見どころが夜にあるので、最も冷える時間帯に屋外にいる構造になっています。
実行委員会が挙げている服装
よくあるご質問にある内容です。推測ではなくここが基準になります。
上半身は重ね着+本格的な上着
案内の表現はこうです。シャツやセーターの重ね着に、オーバーコートやジャンパーなど本格的な上着を合わせる。そして「薄いコートでは寒さが厳しい可能性がある」。
わざわざ「薄いコートでは」と書くということは、それで来て寒い思いをする人がいるということです。
帽子・耳あて・手袋
案内では帽子、耳あて、手袋も必要とされています。3つとも名指しされています。
耳あては忘れやすい装備ですが、名前が挙がっているということは効くということです。
屋内との温度差がある
札幌は地下街と店内の暖房が強い土地です。会場の外に出入りすることを考えると、脱ぎ着で調整できる重ね着が現実的になります。1枚の厚いコートで固めるより、間に1枚足せる形のほうが扱いやすくなります。
足元が最も重要
ここが本題です。
裏に溝のある冬用靴
靴については「凍結した路面で滑らないよう、裏に溝のある冬用靴が望ましい」とされています。
雪まつりの会場は大通公園と駅前通の歩道です。人が大勢歩いて雪が踏み固められ、そこが凍ります。積雪より凍結のほうが問題になります。
持っている靴で行く場合
冬靴を持っていない人向けの具体策も書かれています。靴の上から付ける滑り止めです。
- 価格は1つ1,000円程度
- 買える場所はオフィシャルショップ、周辺のコンビニ、JR・地下鉄の駅売店
つまり現地で買い足せます。札幌に着いてから駅の売店で買う、という手が使えます。
事前に用意するならコイル式
現地で買えるものは、靴底に爪を押し当てる簡易なタイプが中心です。事前に用意するなら、靴全体に巻きつけるコイル式のほうが歩道向きです。爪が突き出ていないぶん、地下街や店内に入ったときに床を傷めにくく、外さずに歩けます。
雪まつりは屋外と屋内を何度も出入りするので、そのつど着脱しなくていいかどうかが効いてきます。
靴のサイズで分かれているので、買うときは手持ちの冬靴に合うサイズを選んでください。
杖は無料で借りられる
見落とされやすい情報です。オフィシャルショップでは杖(ストック)を無料で貸し出しています。
足元に不安がある人は、滑り止めと杖の両方を現地で用意できることになります。
手・耳・顔の防寒
露出しているところから冷えます。
案内で挙がっているのは帽子・耳あて・手袋の3点です。これに加えて、写真を撮る人は手袋を外す回数が増えることを計算に入れてください。大通会場は西1丁目から11丁目まであり、撮りたいものが点在しています。
食べるときも手袋を外します。屋外で食べる条件は さっぽろ雪まつりの食べ物 にまとめています。
何日目に行くかで外にいる時間が変わります。会期と時間は さっぽろ雪まつり2027の日程 にまとめています。
北海道以外の季節の服装もまとめて決めたいなら 旅行の服装 を参考にしてください。
つどーむに行くなら帽子と手袋は必須
これは防寒ではなくルールです。
つどーむ会場のアトラクション利用には帽子と手袋が必要と、会場の案内に書かれています。チューブスライダーやスノーラフトに乗るなら、持っていないと使えません。
子ども連れでつどーむを予定しているなら、人数分そろえてください。会場の中身と条件は さっぽろ雪まつりの会場 にまとめています。
現地で買い足せる場所
全部持っていく必要はありません。
- 滑り止め|オフィシャルショップ、周辺のコンビニ、JR・地下鉄の駅売店(1つ1,000円程度)
- 杖(ストック)|オフィシャルショップで無料貸し出し
- 手荷物|つどーむに手荷物預かり(1つ300円・最終受付15時)。札幌市も観光客向けに手荷物一時預かり所を開設する予定(場所・時間・料金は未公表)
重装備で空港から直行するより、荷物を預けてから会場に行くほうが動きやすくなります。
屋外にいる時間から逆算する
装備の量は、何時間外にいるかで決まります。
3会場を1日で回ると、つどーむで2〜3時間、大通で1〜3時間、すすきので30分〜1時間。移動も屋外です。合計すると屋外に4時間以上になります。
つどーむを外して大通とすすきのだけなら半日で、屋内に入るタイミングも作りやすくなります。1日の組み方は さっぽろ雪まつりの回り方 を参照してください。
子ども連れ・カメラを持つ人の追加装備
条件が増える2つのケースです。
子ども連れ
つどーむのアトラクションに帽子と手袋が必須です。雪遊びをするので濡れます。替えの手袋と靴下があると、途中で切り上げずに済みます。
つどーむには屋内があるので、冷えたら中に入れます。これは大通・すすきのにはない利点です。
カメラを持つ人
手袋を外す時間が長くなります。また凍結した路面では三脚を立てる場所が限られます。
夜のライトアップとプロジェクションマッピングを撮るなら、暗くなってからも立ち続けることになります。足元から冷えるので、靴下の厚みが効いてきます。
よくある質問
Q. どのくらい寒いですか
2月の札幌の平均気温は−2.3℃で、1月下旬から2月上旬が1年で最も寒い時期です。会期はその時期にあたります。
Q. どんな服装で行けばいいですか
シャツやセーターの重ね着に、オーバーコートやジャンパーなど本格的な上着を合わせるよう案内されています。「薄いコートでは寒さが厳しい可能性がある」とも書かれています。帽子・耳あて・手袋も必要です。
Q. 靴はどうすればいいですか
凍結した路面で滑らないよう、裏に溝のある冬用靴が望ましいとされています。持っていない場合は靴の上から付ける滑り止めが使えます。
Q. 滑り止めはどこで買えますか
オフィシャルショップ、周辺のコンビニ、JR・地下鉄の駅売店です。1つ1,000円程度です。
Q. 杖は借りられますか
オフィシャルショップで無料で貸し出しています。
Q. つどーむに行くのに必要なものはありますか
アトラクションの利用には帽子と手袋が必要です。持っていないと使えません。
Q. 荷物はどうすればいいですか
つどーむに手荷物預かり(1つ300円・最終受付15時)があります。札幌市も観光客向けに手荷物一時預かり所を開設する予定としていますが、場所と時間は公表されていません。
Q. どのくらい屋外にいることになりますか
3会場を1日で回ると、移動を含めて4時間以上は屋外です。つどーむを外すと屋内に入る機会を作りやすくなります。
まとめ|装備リスト
- 本格的な上着(薄いコートは案内でも注意されている)+重ね着
- 帽子・耳あて・手袋(案内で名指しされている3点)
- 裏に溝のある冬用靴。なければ滑り止め(1つ1,000円程度)
- 滑り止めは現地の駅売店やコンビニで買える
- 杖はオフィシャルショップで無料貸し出し
- つどーむのアトラクションは帽子と手袋が必須
- 子ども連れは替えの手袋と靴下。雪遊びで濡れる
- 屋外に4時間以上。屋内に入る時間を計画に入れる
この記事の情報は2026年10月20日時点で、さっぽろ雪まつり公式サイトのよくあるご質問、つどーむ会場のページを確認したものです。気温は実行委員会が示す2月の平均値です。
