秋田竿燈(かんとう)まつりには、昼と夜で別の祭があります。
夜は竿燈大通りの夜本番。昼は竿燈妙技会という競技会で、会場も日程も違います。しかも昼竿燈は4日間のうち3日間だけです。この違いを知らずに初日の昼に行くと、何もありません。
3分で説明すると
- 毎年8月3日〜6日の4日間。2027年は8月3日(火)〜6日(金)
- 夜本番|竿燈大通り。18:15交通規制開始 → 19:10または19:15演技開始 → 21:00終了
- ★昼竿燈(竿燈妙技会)は8月4日〜6日の3日間だけ。3日にはない
- ★昼竿燈の会場は「エリアなかいち にぎわい広場」。秋田駅から徒歩約10分
- ★天候により時間を短縮することはあるが、原則として中止はしない
- 竿燈は約280本、提灯は約10,000個。38町内が参加し、企業・学校を含めると70団体超
- 大若は竿の長さ12m・重さ50kg・提灯46個
- ★ふれあい竿燈は終演前の20:25または20:35。写真撮影や竿燈体験ができる
- 有料観覧席は枡席28,000円/S席4,500円/A席4,000円/B席3,500円(2026年)
秋田竿燈まつりはいつか
毎年8月3日から6日までの4日間です。曜日では動きません。
| 年 | 日程 | 曜日 |
|---|---|---|
| 2027年 | 8月3日〜6日 | 火・水・木・金 |
| 2028年 | 8月3日〜6日 | 木・金・土・日 |
| 2029年 | 8月3日〜6日 | 金・土・日・月 |
青森ねぶた祭(8月2〜7日)や弘前ねぷた(8月1〜7日)と重なる日程です。東北の夏祭りをまとめて回る人が多いのは、この重なりのためです。
夜本番は何時から何時までか
夜本番の会場は竿燈大通り。時刻は公式が分単位で公表しています。
| 時刻 | 8月3日・6日 | 8月4日・5日 |
|---|---|---|
| 交通規制開始 | 18:15 | 18:15 |
| 観覧者入場 | 18:35 | 18:35 |
| 竿燈入場 | 18:45 | 18:50 |
| 演技開始 | 19:10 | 19:15 |
| ふれあい竿燈 | 20:25 | 20:35 |
| 竿燈退場 | 20:50 | 20:50 |
| 終了 | 21:00 | 21:00 |
| 交通規制解除 | 21:30 | 21:30 |
3日・6日と4日・5日で5分ずれる
見落としやすい点です。★竿燈入場と演技開始の時刻が、3日・6日と4日・5日で5分違います。3日・6日のほうが5分早く始まります。
終了はどの日も21時ちょうどです。演技の時間そのものは、3日・6日のほうが5分長いことになります。
ドローンショーは2026年の新企画
2026年は8月3日と6日の20:35からドローンショーが行われました。公式の表記にも「新」と付いています。4日・5日にはありません。
2027年に実施されるかどうかは未発表です。
昼の妙技会は別物
竿燈妙技会は、差し手の技を競う競技会です。夜本番とは日程も会場も違います。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 日程 | ★8月4日〜6日 |
| 時間 | 4日・5日は9:00〜15:40/6日は9:20〜15:00 |
| 会場 | エリアなかいち にぎわい広場(秋田駅から徒歩約10分) |
| 雨天時 | CNAアリーナ★あきた(秋田市立体育館) |
8月3日には昼竿燈がない
★初日の8月3日に昼竿燈は行われません。初日に昼から現地入りしても、見られるのは夜本番だけです。
逆に言えば、4日・5日・6日なら、昼に妙技会を見て、夜に本番を見るという1日が作れます。会場は秋田駅から徒歩圏で、竿燈大通りとも近い距離です。
審査は「妙技」と「囃子方」の2本立て
何を競っているのかも公表されています。
- 妙技|型の美しさ、安定性、両手を竿にかけないことなど
- 囃子方|太鼓のリズム、笛の音色など
競技の区分は大若団体規定・小若団体規定・大若団体自由・小若囃子方・大若個人・囃子方に分かれています。直近は第78回竿燈妙技大会です。
夜本番が「見せる」場だとすれば、昼は「採点される」場です。同じ技でも、昼のほうが近くで、明るい場所で見られます。技の中身は 竿燈の読み方と5つの技 にまとめました。
4日間の違い
夜本番の内容は4日間ともほぼ同じです。違うのは次の3点だけです。
| 日 | 昼竿燈 | 開始時刻 | ドローンショー(2026年) |
|---|---|---|---|
| 8月3日 | ★なし | 19:10 | あり |
| 8月4日 | 9:00〜15:40 | 19:15 | なし |
| 8月5日 | 9:00〜15:40 | 19:15 | なし |
| 8月6日 | 9:20〜15:00 | 19:10 | あり |
1日だけ行くなら、昼と夜の両方が揃う4日・5日・6日が効率的です。
会場はどこか
2か所あります。
- 竿燈大通り|夜本番。大通りの中央分離帯にひな壇席、交差点などに長いす席が設けられます
- エリアなかいち にぎわい広場|昼竿燈。秋田駅から徒歩約10分
どちらも秋田駅から歩ける範囲です。電車で来て、駅周辺に泊まり、歩いて両方見るという動きが成立します。
竿燈とは何か
竹竿に提灯を吊るした、巨大な稲穂の形をした灯りです。これを手のひら・額・肩・腰で支えます。
4つのサイズがある
| 種類 | 竿の長さ | 重さ | 提灯の数 |
|---|---|---|---|
| 大若 | 12m | 50kg | 46 |
| 中若 | 9m | 30kg | 46 |
| 小若 | 7m | 15kg | 24 |
| 幼若 | 5m | 5kg | 24 |
いちばん大きい大若は12mで50kg。これを1人が体のどこか一点で支えます。
技は5種類
公式が挙げている技は流し・平手・額・肩・腰の5つです。
- 流し|次の差し手が継竹を継ぎやすいように支える
- 平手|高くかざして見せる基本技
- 額|額で支える。両手を開き、足腰を踏ん張る
- 肩|最も早く覚えられる技
- 腰|修練が必要な派手な技。竿燈のクライマックスとされる
熟練者は腰で支えながら扇子で仰ぐこともあります。
ふれあい竿燈は終演前の時間
★ふれあい竿燈は、竿燈の写真撮影や竿燈体験ができる時間帯です。時刻は3日・6日が20:25、4日・5日が20:35。終了の21時より前にあります。
つまり演技を見てから帰る、ではなく、演技のあとに触れる時間があるという構成です。これを知らないと、演技が一段落した時点で帰ってしまうことになります。
なお、竿燈演技後には会場内の交差点を歩行者が横断できる時間も設けられます。
どこで見るのがいいか
有料観覧席と、無料で見る場所の2つです。2026年の有料観覧席は次のとおりでした。
| 席 | 料金 | 場所 |
|---|---|---|
| 枡席 | 1枡28,000円(定員6名) | ローソン大町二丁目店前。★1日14枡のみ |
| S席 | 4,500円 | 中央道壁上のひな壇席 |
| A席 | 4,000円 | その他のひな壇席とパイプいす席 |
| B席 | 3,500円 | 長いす席 |
★子ども料金は大人と同額です。座席を必要としない乳幼児は無料。飲食は可能ですがゴミは持ち帰り、ペットの同伴は不可です。席の選び方は 竿燈まつりの観覧席 にまとめました。
アクセスと交通規制
会場はどちらもJR秋田駅から徒歩圏です。
- 交通規制|18:15〜21:30(竿燈大通り周辺)
- 秋田中央道路の駅東入口は18:00から規制が始まる
- 会場周辺に無料駐車場が設けられる(先着順)。有料駐車場も多数ある
- ★車いす専用駐車場は予約が必要(実行委員会 018-888-5602)
- 子ども優先トイレを含む仮設トイレが用意される
宿が取れない問題
この祭でいちばん多い悩みがこれです。
8月3〜6日は、青森ねぶた祭(8月2〜7日)、弘前ねぷた(8月1〜7日)、盛岡さんさ踊り、山形花笠まつりなどと重なります。東北全体で宿が逼迫する時期です。
現実的な手は3つです。早く押さえる、秋田駅から離れた場所にする、周辺都市から通う。具体的な考え方は 竿燈まつりのホテル にまとめました。
よくある質問
ホテルが取れない場合、どうすればいいですか
秋田市内にこだわらず、秋田駅から在来線で通える範囲に広げるのが基本です。終了は21時、交通規制解除は21時30分なので、帰りの列車の時刻から逆算して宿の場所を決めることになります。詳しくは 竿燈まつりのホテル にまとめました。
観覧席でおすすめの席はどこですか
2026年の席種は枡席28,000円(定員6名)・S席4,500円・A席4,000円・B席3,500円。S席は中央道壁上のひな壇席、A席はその他のひな壇席とパイプいす席、B席は長いす席です。枡席は1日14枡しかなく、申込が多い場合は抽選になります。見え方の違いは 観覧席の記事 にあります。
2027年はいつ開催されますか
8月3日(火)〜6日(金)です。毎年8月3日から6日で固定されています。
何時から開催されますか
夜本番は18:15に交通規制が始まり、18:35から観覧者が入場、演技開始は19:10(3日・6日)または19:15(4日・5日)、終了は21:00です。昼竿燈は4日・5日が9:00〜15:40、6日が9:20〜15:00で、3日には行われません。
雨が降ったらどうなりますか
★天候により時間を短縮することはありますが、原則として中止はしません。昼竿燈は雨天の場合、CNAアリーナ★あきた(秋田市立体育館)で開催される予定とされています。夜本番の雨天時の観覧席の扱いについては、公式ページに記載がありません。
まとめ|日程と場所の要点
- 毎年8月3日〜6日。2027年は火〜金
- 夜本番|竿燈大通り。18:15規制開始 → 19:10または19:15演技開始 → 21:00終了
- ★3日・6日は4日・5日より5分早く始まる
- ★昼竿燈(妙技会)は4〜6日の3日間だけ。3日にはない
- ★昼竿燈|エリアなかいち にぎわい広場。4日・5日 9:00〜15:40/6日 9:20〜15:00
- ★昼竿燈の雨天時はCNAアリーナ★あきた
- ★ふれあい竿燈は20:25または20:35。撮影と体験ができる
- ★天候で短縮はあるが原則中止しない
- 大若は12m・50kg・提灯46個。技は流し・平手・額・肩・腰の5つ
- 竿燈約280本・提灯約10,000個・38町内
- 有料観覧席は枡席28,000円/S席4,500円/A席4,000円/B席3,500円(2026年)
- 交通規制18:15〜21:30。秋田中央道路の駅東入口は18:00から
この記事の情報は2026年10月26日時点のもので、2026年の竿燈まつり(8月3〜6日)の終了後に書いたものです。秋田竿燈まつり公式の「竿燈まつりについて」「観覧席申込み」「よくあるご質問」「妙技大会優勝者」と、秋田市公式の「秋田市の民俗芸能について」、秋田市の観光案内サイトの「秋田竿燈まつり」を確認しました。昼竿燈の時間は秋田市の観光案内サイトに掲載されている内容で、公式サイトの本文には記載がありません。昼竿燈の入場料、夜本番の雨天時の観覧席の扱い、国の重要無形民俗文化財の指定年月日は、確認したページのいずれにも記載がありませんでした。料金と販売日は2026年のもので、2027年分は未発表です。
