雪まつりの食べ物を調べると、屋台メニューの写真と感想が並びます。ただ値段を一覧にした記事がなく、もっと言えばそもそも会場に飲食が出るのかが年によって違うことに触れたものがありません。
この記事は、主催者の資料で確認できることだけを並べたうえで、−2.3℃の屋外で食べるという条件から組み立てます。
3分で説明すると
- 会場の飲食は年によって有無が変わる。第73回のマップには「会場内に飲食出店はありません」とあった
- 2026年は復活。大通に立ち飲みスペース、つどーむに屋内の飲食ブースゾーンがあった
- つどーむの屋内飲食ゾーンは「北海道&札幌グルメLIVE!!」という名前
- 飲食の値段を示した資料はない。有料アトラクションの価格だけが公表されている
- 2月の平均気温は−2.3℃。屋外で食べるのは想像より難しい
- 屋内があるのはつどーむと大通3丁目の休憩所(2026年実績)
- 雪まつり公認アプリ「さっぽろグルメクーポン」で周辺の飲食店を探す案内が出ている
- 2027年の内容は2026年12月中旬以降に更新される
会場に飲食があるかは年による
ここが前提です。固定だと思って行くと外します。
第73回のマップには「飲食出店はありません」とあった
実行委員会が出している第73回の大通会場マップには、はっきりこう書かれています。「雪まつり会場内に飲食出店はありません。」
第77回が2027年なので、第73回は2023年です。この年は会場に食べるものがなかったことになります。
2026年には飲食が戻っている
一方、2026年の大通会場には次のものがありました。
- 1丁目|立ち飲みスペース(ホットカクテル)
- 8丁目|会津の酒・特産品・郷土料理の販売(予定)
- 10丁目|できたてカップヌードル
- 3丁目|スケートリンクでの辛ラーメン無料試食
つまり数年のあいだに有無が変わっています。古い記事を根拠にすると食事の計画が崩れます。
周辺の店を探す案内も出ている
第73回のマップは「飲食出店はありません」に続けて、会場周辺の飲食店は雪まつり公認アプリ「さっぽろグルメクーポン」で検索するよう案内していました。
会場で食べられない年でも、大通もすすきのも繁華街のど真ん中です。周辺の店で食べる前提に切り替えられます。
2026年に会場で食べられたもの
会場ごとに整理します。これは2026年の実績で、2027年の内容は12月中旬以降に発表されます。
大通会場
上に挙げたとおり、1丁目の立ち飲みスペース(ホットカクテル、3Dサラウンド音響体験つき)、8丁目の会津ブース、10丁目のカップヌードル。
屋外の通りに点在する形なので、座って食べる場所は限られます。大通会場は西1丁目から11丁目まであるので、どの丁目に何があるかを先に見ておくと歩く距離が減ります(さっぽろ雪まつりの会場)。
つどーむ会場|屋内の飲食ゾーンがある
つどーむには屋内飲食ブースゾーン「北海道&札幌グルメLIVE!!」があります。実行委員会が出店募集をかけている正式な区画です。
2026年の実績ではラーメン・パフェ・チキンなどがあり、つどーむホットカフェも出ていました。3会場で唯一、屋内で座って食べられるのがつどーむです。
ただし開いているのは10:00〜16:00だけです。
すすきの会場
すすきの会場は氷像が並ぶ駅前通そのもので、会場ページに飲食ブースの記載はありません。ただし会場はすすきのの中心なので、通りを一本入れば店があります。
値段の目安は発表されていない
調べた限り、会場の飲食の価格を示した資料は見つかりませんでした。メニューと値段が公表されるのは、出店者が決まってからになります。
価格が発表されているのは、飲食ではなくアトラクションです(2026年実績)。
- つどーむ スノーラフト|大人1,200円・小学生以下600円(税込)
- つどーむ キッズパーク|1ポイント130円、11ポイントセット1,300円
- つどーむ 札幌まちばしゃ|1人1,000円
- つどーむ 手荷物預かり|1つ300円(最終受付15時)
- 大通3丁目 スケートリンク|前売 大人2,500円・高校生以下800円/当日 大人3,000円・高校生以下1,000円
食事代を見積もるなら、これらとは別に用意することになります。
寒さの中で食べるということ
ここが雪まつりの食事を難しくしている部分です。
平均気温は−2.3℃
2月の札幌の平均気温は−2.3℃で、1月下旬から2月上旬が1年で最も寒い時期です。屋外で立ったまま食べることになります。
手袋を外す時間が増える
食べるには手袋を外します。実行委員会は服装について帽子・耳あて・手袋を挙げていて、手袋は必須の装備という扱いです。外して食べて、またはめる——これを何度も繰り返すことになります。
片手で持てて、短時間で食べ終わるもののほうが現実的です。
冷めるのが早い
−2.3℃では、温かいものもすぐ冷めます。汁物やスープは会場で立って飲むより、屋内に入ってからのほうがいいという判断になります。
逆に、ホットカクテルのような飲み物は屋外に向いています。2026年に大通1丁目で出ていたのもこの種類です。
屋内で食べられる場所
選択肢は限られます。
つどーむの屋内(10:00〜16:00)と、2026年にあった大通3丁目の無料休憩所(水素暖房)。それ以外は会場を出ることになります。
なおつどーむの屋内トイレは混雑するため、屋外トイレの利用が勧められています。屋内は食事と休憩で人が集まる場所になります。
会場を出て食べるなら
大通とすすきのは札幌の繁華街の中にあります。会場を一本出れば店があるので、冷えたら入るという動き方ができます。
大通とすすきのは歩いて行き来できる距離なので、大通を見る→店で食べる→すすきのへという順にすると、屋外にいる時間を切れます。
つどーむだけは地下鉄東豊線の栄町駅から徒歩15分で、周囲は繁華街ではありません。つどーむで食べるなら屋内の飲食ゾーンを使う前提になります。
1日の組み方は さっぽろ雪まつりの回り方 にまとめています。
食べきれなかったものは持ち帰れる
雪まつりは屋外に4時間以上いる祭です。寒さの中で立って食べられる量には限りがあり、札幌で食べたいものを全部は回れません。
札幌の名物のうちスープカレーはレトルトで出ているので、帰ってから続きができます。市内に店が何軒もあって食べ比べができないぶん、有名店をまとめたセットなら1回で複数の味を試せます。
会場で食べるものは温かいうちに、持ち帰るものは荷物にならないものを——と分けておくと、現地で迷いません。
食事を挟んだ1日の組み方
屋外にいる時間を切る、という発想で組みます。
- 10:00〜13:00|つどーむ。屋内の飲食ゾーンで昼食(ここが一番座りやすい)
- 14:30〜17:00|大通会場を西から東へ。1丁目の立ち飲みなどをつまむ
- 17:00〜18:30|日没。ライトアップ
- 18:30〜19:30|会場を出て店に入る。ここで温まる
- 19:30〜21:00|すすきの会場
夕食を大通とすすきののあいだに挟むのがこの組み方の要点です。屋外に4時間続けていると、最後のすすきのまで持ちません。
持っていくと効くもの
食べることに直結するものだけ挙げます。
- 手袋|服装の案内で必須として挙げられている。外したときに置き場所に困らないものがいい
- ウェットティッシュ|屋外に手を洗う場所がない
- ごみ袋|食べ歩きの後始末
- 保温ボトル|列に並ぶあいだに飲めるものがあると違う
装備の全体は さっぽろ雪まつりの服装 にまとめています。
2027年の内容が出るのは12月中旬
実行委員会の各会場ページは、いま会期だけ2027年、中身は2026年という状態です。ページ上にも「2027年の内容は2026年12月中旬以降に更新予定」とあります。
この記事に書いた飲食の中身はすべて2026年の実績です。何が出るかは12月を待つことになります。日程は確定しているので、日程を先に押さえて食事の計画は後という順になります(さっぽろ雪まつり2027の日程)。
よくある質問
Q. 会場に屋台は出ますか
年によって違います。第73回の大通会場マップには「雪まつり会場内に飲食出店はありません」と明記されていました。一方2026年は、大通に立ち飲みスペースや会津ブース、つどーむに屋内の飲食ブースゾーンがありました。
Q. 値段はどのくらいですか
会場の飲食の価格を示した資料は見つかりませんでした。公表されているのはアトラクションの料金だけです。
Q. 座って食べられる場所はありますか
つどーむの屋内飲食ブースゾーン「北海道&札幌グルメLIVE!!」です。ただし10:00〜16:00しか開いていません。
Q. 大通で温かいものは食べられますか
2026年は1丁目に立ち飲みスペースとホットカクテル、10丁目にできたてカップヌードルがありました。2027年の内容は12月中旬以降に発表されます。
Q. 会場の外で食べたほうがいいですか
大通とすすきのは札幌の繁華街の中なので、冷えたら店に入れます。実行委員会も周辺の飲食店を公認アプリ「さっぽろグルメクーポン」で探すよう案内しています。
Q. 屋外で食べるときに気をつけることは
2月の平均気温は−2.3℃です。手袋を外す時間が増えること、温かいものもすぐ冷めることを前提に、片手で短時間に食べられるものを選ぶほうが現実的です。
Q. つどーむの食事はどうですか
屋内の飲食ブースゾーンがあり、2026年はラーメン・パフェ・チキンとホットカフェが出ていました。3会場で唯一、屋内で座って食べられる場所です。
まとめ|食事の決め方
- 会場の飲食は年によって有無が変わる。古い記事を根拠にしない
- 2026年は大通・つどーむに飲食あり。第73回はゼロだった
- 屋内で座れるのはつどーむの「北海道&札幌グルメLIVE!!」(10:00〜16:00)
- 飲食の値段を示した資料はない
- −2.3℃。片手で短時間に食べられるものを選ぶ
- 汁物は屋内、温かい飲み物は屋外向き
- 大通とすすきののあいだに店に入る時間を挟む
- 2027年の内容は12月中旬以降に発表
この記事の情報は2026年10月20日時点で、さっぽろ雪まつり公式サイトの大通会場・すすきの会場・つどーむ会場の各ページ、よくあるご質問、第73回大通会場マップ、つどーむ会場の飲食ブース出店募集のお知らせを確認したものです。飲食の内容は2026年の実績で、2027年の内容は2026年12月中旬以降に更新される予定です。
