有田陶器市にはオンライン版があります。web有田陶器市です。
しかもリアルより先に始まります。2026年(第7回)は4月25日(土)9:00オープンで、現地の開催(4月29日〜5月5日)より4日早く、終わりは5月6日で1日遅い。
有田に行けない年の代わりとしてだけでなく、行く年にも使える構造になっています。
3分で説明すると
- web有田陶器市はコロナ禍で陶器市が開催できなかった2020年に始まった。2026年で7回目
- 2026年の期間は4月25日(土)〜5月6日(水・振休)。4月25日9:00オープン
- リアル(4/29〜5/5)より4日早く始まり、1日遅く終わる
- 町内50店が出店(ガイドブックには「町内60店参加・3万点以上出品」の表記もある)
- web限定の商品や福袋がある
- 特設ページは有田陶器市のサイト上に開設される
- 現地とオンラインの値段の差、送料についての案内はない
オンラインでも有田陶器市は開かれている
代替として始まり、そのまま残った
始まりは2020年です。有田観光協会はこう書いています。「コロナ禍で陶器市が開催できなかった2020年から始まった、お家で楽しめる『web有田陶器市』」。
注目すべきは次の一文です。「リアル開催が復活してからも定着し今年で7回目の開催です」。代替として始まったものが、そのまま残ったということです。
2020年から数えて2026年が第7回。1年も飛ばさずに続いています。
いつ開催されるか
現地と期間がずれているのが、最も実用的な情報です。
| web有田陶器市 | 現地(有田陶器市) | |
|---|---|---|
| 2026年 | 第7回 | 第122回 |
| 開始 | 4月25日(土)9:00 | 4月29日(水・祝) |
| 終了 | 5月6日(水・振休) | 5月5日(火・祝) |
| 日数 | 12日間 | 7日間 |
4日早く始まる
webは4月25日、現地は4月29日。4日の差があります。
案内には「リアルの有田陶器市より少し早く4月25日(土)9:00よりオープンします」とあります。先に見てから現地に行くという使い方ができることになります。
1日遅く終わる
現地は5月5日で終わりますが、webは5月6日まで続きます。
現地で買い逃したものを帰ってきた翌日に探せる、という時間差です。
どこで買えるか
有田陶器市のサイト内の特設ページ1か所
案内されているのは1か所です。
「4月25日(土)に有田陶器市のホームページ上に特設ページが開設されます。ブックマークしてお待ちください」。有田陶器市のサイト内に、期間限定で特設ページが立つという形です。
出店数は50店と60店で表記が割れている
出店数については、お知らせでは「今回は町内50店のお店が出店されます」とされています。一方でガイドブックには「町内60店参加!3万点以上出品!」という表記がありました。数字が一致していませんので、正確な数は特設ページで確認してください。
Instagramのアカウントは@web_arita_toukiichiと@arita_kankouです。
現地とオンラインで値段は違うか
案内がありません。
比べる代わりにweb限定の商品がある
比較できる材料は出ていません。ただしweb限定の商品があることは案内されています。開始を報告するお知らせには「Web有田陶器市限定の商品や福袋などもございますので、是非一度のぞいて見てください」とありました。
同じ商品の値段を比べるのではなく、web側にしかないものがあるという設計だと読めます。
送料と梱包
送料についての案内はありません。 特設ページは各店が出店する形なので、条件は店ごとに変わると考えられます。
梱包についても同様で、案内はありません。
現地で買う場合も、配送サービスの有無は店ごとの対応で、陶器市全体としての記載はありません。器を持ち帰る前提の設計については 有田陶器市のマップと回り方 に書きました。
オンラインの利点
整理すると3つです。
並ばない・歩かない
現地は約3キロの歩行者天国を歩く祭です。第122回の初日は7時台から駐車場が満車になり、10時50分には空きがゼロになりました。
webにはこれがありません。駐車場代1,000円もシャトルバス代500円もかかりません。
重さを気にしなくていい
有田陶器市の実務的な問題は買った器の重さです。3キロの道を歩きながら買うので、荷物は増える一方になります。
webなら届くのを待つだけです。重さで買う量を決める必要がありません。
期間が長い
現地は7日間、webは12日間です。5日ぶん長い。ゴールデンウィークの予定が合わなくても、4月25日から見られます。
オンラインの弱点
逆に、webでは得られないものもあります。
実物を見られません。 器は手に取った重さと厚みで印象が変わります。
現地にしかないものがあります。 たとえば有田駅前やきもの散歩道の16:00〜のタイムセール、トンバイ塀通り商店会の「一日限定5個超特価の店」(秋のまつり)のような、その場でしか成立しない企画です。
食べ物も現地だけです。陶器市朝粥(1日限定300杯・700円・干支入り碗を持ち帰れる)や、陶彩弁当(予約制・各3,000円・器を持ち帰れる)は現地に行かないと食べられません。詳しくは 有田陶器市の朝粥 にまとめました。
現地に行けない年の代替として
そもそもそのために始まったのがweb有田陶器市です。2020年、陶器市が開催できなかった年に立ち上がりました。
代替として使う場合、押さえるのは4月25日9:00です。リアルより4日早いので、この日に動けば現地組より先に選べることになります。
有田焼そのものの選び方は 唐津焼とは や 有田焼と波佐見焼 も参考になります。
通販で先に1つ試しておく
web有田陶器市は期間限定です。4月25日まで待てない場合や、有田焼が自分の使い方に合うかを先に確かめたい場合は、通販で1つ買っておく手があります。
有田焼には電子レンジ対応や軽量をうたった実用向けの品もあります。陶器市で何を探すか決めるために、先に1つ使ってみるのは無駄になりません。
ふるさと納税で有田焼を選ぶ方法もあります。詳しくは 佐賀のふるさと納税 にまとめました。
窯元の直販ストアで買う
有田の窯元には自社のオンラインストアを持つところがあります。有田観光協会が公開している範囲では次の通りです。
- 香蘭社|オンラインショップあり。古陶磁陳列館(幸平1-3-8)も9:00〜17:00で公開
- 梶謙製磁社|オンラインショップあり(型の美術館・黒牟田丙2892)
- 深川製磁|チャイナ・オン・ザ・パーク(原明乙111)を運営。参考館は要予約
これらはweb有田陶器市とは別の、各社の通常の通販です。期間に関係なく買えます。
現地に行くなら、窯元めぐりの動線は 有田陶器市のマップと回り方、食事は 有田のグルメ、県内の回り方は 佐賀のモデルコース、唐津方面は 唐津観光 を参考にしてください。
よくある質問
Q. web有田陶器市はいつからですか。
A. 2026年(第7回)は4月25日(土)9:00オープンで、5月6日(水・振休)まででした。現地の有田陶器市(4月29日〜5月5日)より4日早く始まり、1日遅く終わります。
Q. どこで買えますか。
A. 有田陶器市の公式ホームページ上に特設ページが開設されます。 「4月25日(土)に特設ページが開設されます。ブックマークしてお待ちください」と案内されています。
Q. 何店舗が参加していますか。
A. お知らせでは町内50店、ガイドブックでは町内60店参加・3万点以上出品と書かれており、数字が一致していません。正確な数は特設ページでご確認ください。
Q. 現地より安いですか。
A. 値段の比較は出ていません。 ただしweb限定の商品や福袋があると案内されています。
Q. 送料はかかりますか。
A. 案内がありません。 各店が出店する形なので、条件は店ごとに異なると考えられます。
まとめ|web有田陶器市の要点
- コロナ禍で開催できなかった2020年に始まり、リアル復活後も定着。2026年で7回目
- 2026年は4月25日(土)9:00〜5月6日(水・振休)の12日間
- 現地より4日早く始まり、1日遅く終わる
- 町内50店が出店(ガイドブックの表記は60店・3万点以上で、数字が一致しない)
- web限定の商品や福袋がある
- 特設ページは有田陶器市のサイト上。4月25日に開設
- 値段の比較と送料についての案内はない
- 現地にしかないもの|16:00〜のタイムセール、朝粥、陶彩弁当
オンラインで買うなら器だけで済みますが、現地に行くなら宿が先です。ゴールデンウィークなので有田町内は限られ、佐賀県内や周辺から通う人も多くなります。
→ 有田陶器市2027の日程|何時から行くべきか・狙い目の日
→ 有田陶器市のマップと回り方/有田陶器市の朝粥
→ 有田焼と波佐見焼/唐津焼とは
→ 有田のグルメ/佐賀のモデルコース
→ 唐津観光/佐賀のふるさと納税
この記事の情報は2026年10月24日時点で、有田観光協会のお知らせ「おうちで楽しむ有田陶器市『第7回web有田陶器市』は4月25日(土)9:00よりオープン!」、有田陶器市公式サイト(有田商工会議所)のお知らせおよびガイドブック、有田観光協会「観る:観光スポット」を確認したものです。期間・出店数は第7回(2026年)のものです。現地とオンラインの値段の差、送料、梱包については記載がありません。2027年の内容は公式の発表をご確認ください。
