弘前ねぷたまつりで、初めて行く人がいちばんつまずくのがここです。
日によって、ねぷたが通る場所が変わります。1日から4日は土手町、5日と6日は駅前。そして7日は午前中に土手町を通って、夜は河川敷で燃やされます。
宿を取る前に、どの日に行くかを決めておく必要があります。
3分で説明すると
- 会期は毎年8月1日〜7日。2027年は8月1日(日)〜7日(土)
- ★8月1〜4日は土手町コース、5・6日は駅前コース、7日は土手町の午前コース
- 運行開始は1〜6日が19:00頃、7日だけ10:00頃
- ★運行順は当日19:00頃に決まり、公式の順番ページは16:00以降に公開
- 運行順は小型から始まり、後半ほど大型になる
- 8月7日の夕方からは「なぬかびおくり」。岩木川河川敷でねぷたを燃やす
- 有料観覧席のイス席は3,000円(2026年)。屋根なし・雨傘日傘は使用不可
- 合同運行は雨天決行。17:00に花火が上がれば運行
弘前ねぷたまつりはいつか
毎年8月1日から7日までの7日間です。日付で固定されているので、曜日は年によって変わります。
2027年は8月1日(日)〜7日(土)
| 日付 | 曜日 | コース | 開始 |
|---|---|---|---|
| 2027年8月1日 | 日 | 土手町コース | 19:00頃 |
| 8月2日 | 月 | 土手町コース | 19:00頃 |
| 8月3日 | 火 | 土手町コース | 19:00頃 |
| 8月4日 | 水 | 土手町コース | 19:00頃 |
| 8月5日 | 木 | 駅前コース | 19:00頃 |
| 8月6日 | 金 | 駅前コース | 19:00頃 |
| 8月7日 | 土 | 土手町(午前)コース | 10:00頃 |
2027年は初日が日曜、最終日が土曜です。土日が両端にくる年なので、休みを取らずに行ける日が前後にあります。
ただしコースは曜日ではなく日付で決まっているので、土日に行くなら初日(土手町)か最終日(午前の土手町+なぬかびおくり)という選択になります。
★運行コースが日によって違う
この祭でいちばん大事な前提です。3つのパターンがあります。
8月1〜4日|土手町コース
19:00頃から運行します。桜大通りが17:30から車両通行禁止になり、交通規制は18:30〜22:00頃です。
この4日間は、有料観覧席も桜大通り周辺に設けられます。審査が行われるのも8月1日・2日です(雨天順延)。
8月5・6日|駅前コース
同じく19:00頃から。交通規制も18:30〜22:00頃です。
有料観覧席の場所が変わります。駅前交番横、駅前タクシープール、アートホテル弘前シティ前になります。JR弘前駅から出てすぐの範囲です。
電車で来て、駅前で見て、そのまま帰るという動きができるのはこの2日間です。
8月7日|土手町の午前コース
ここだけ時間がまったく違います。10:00頃からの運行です。
交通規制も9:30〜11:30。午前中で終わります。
「最終日に行けば夜のねぷたが見られる」と思って行くと、昼に終わっています。かわりに、この日は夕方から別の行事があります。
★なぬかびおくり(8月7日の夕方から)
祭の終わり方です。7日の夜、ねぷたは燃やされます。
- 17:00〜20:30(予定)。雨天中止
- 場所|岩木川河川敷(悪戸字鳴瀬)、茜橋付近
当日の流れはこうなっています。
| 時刻 | 内容 |
|---|---|
| 17:00 | 開場・露店 |
| 17:30 | ステージイベント |
| 18:00 | ねぷた展示 |
| 19:30 | ねぷた流し(十数台の本ねぷたが土手を運行) |
| 20:00 | 主催者あいさつ |
| 20:10 | ねぷたおくり(燃やす) |
会場までは無料シャトルバスが出ます。弘南鉄道中央弘前駅前・弘前市立観光館バスプール・西部学校給食センターを結び、始発16:45(中央弘前駅前)、最終21:00(西部学校給食センター)で2台が往復します。
JR弘前駅へは、中央弘前駅前から徒歩約15分です。
つまり8月7日は、午前に土手町で見て、夕方から河川敷へ移動するという1日になります。1日で2回見られる日です。
★運行順はどこで分かるか
ここは調べても出てこないので、先に書いておきます。
公式の説明はこうです。運行順は各日19:00頃に決まり、順番ページは16:00以降に公開予定。
つまり前日までに運行順を知ることはできません。当日の夕方にならないと出ません。
もうひとつ、知っておくと役に立つ原則があります。
小型から始まり、後半ほど大型になります
大型ねぷた(最大9m超)を見たいなら、後半まで粘る必要があるということです。19時に着いて最初の30分だけ見て帰ると、小型しか見ずに終わります。
何時から何時までか
日によって違います。
| 日 | 運行開始 | 交通規制 |
|---|---|---|
| 8月1〜4日 | 19:00頃 | 18:30〜22:00頃 |
| 8月5・6日 | 19:00頃 | 18:30〜22:00頃 |
| 8月7日 | 10:00頃 | 9:30〜11:30 |
交通規制の終わりが22:00頃なので、夜の運行は19時から21時台までと見ておけばよさそうです。有料観覧席の案内も「終了は運行台数による」としています。
雨でも運行する
公式は「合同運行は雨天決行」としています。
ただし大雨・暴風・雷の警報や注意報が出た場合は、17:00に最終判断されます。そして判断の伝え方が独特です。
17:00に花火が上がった場合は運行します
花火が中止・実施の合図になっているということです。中止のときはウェブサイトとSNSで告知されます。
どの日に行くのがいいか
見たいものによって変わります。
大型ねぷたと審査を見るなら8月1〜4日
コンテストの審査は8月1日・2日に行われます(雨天順延)。審査は「運行」「構造・絵」「囃子」「印象」の4部門の総合点です。
審査がある日は、各団体が力を入れます。土手町コースは有料観覧席も揃っています。
駅から動きたくないなら8月5・6日
駅前コースの2日間は、JR弘前駅のすぐそばで見られます。有料観覧席も駅前交番横・駅前タクシープール・アートホテル弘前シティ前です。
遠方から日帰りや1泊で来て、荷物を持ったまま見たい場合はこちらが楽です。
燃やすところまで見るなら8月7日
最終日は午前に土手町を運行し、夕方から岩木川河川敷でなぬかびおくりです。作ったねぷたを燃やして送るという、祭の締めくくりを見られます。
ただしなぬかびおくりは雨天中止です。合同運行が雨天決行なのに対して、こちらは中止になります。
有料観覧席はあるか
あります。2026年の実績を書きます。
| 席 | 料金 | 内容 |
|---|---|---|
| イス席 | 3,000円(税込) | 全席指定のパイプイス。大人・小人同額 |
| グループ席 | 1テーブル20,000円(6名まで) | ガーデンテーブル。飲食物の持ち込み可 |
| 特別有料観覧席 | 1区画200,000円(4名まで) | 1日4組限定のボックスルーム。銘酒・軽食・お土産つき |
イス席の注意点が2つあります。屋根がないことと、雨傘・日傘が使えないことです。レインコートを各自で用意することになります。雨天決行なので、濡れる前提の席です。
販売は2026年の場合、インターネットと電話が6月22日10:00から7月30日まで。団体(10名以上)の先行予約は4月1日からで、8月1日分の団体席は4月29日に完売しました。
席の選び方と買い方は 弘前ねぷたの観覧席 に詳しく書きました。
アクセスと交通規制
駅と会場の関係
弘前の鉄道は3つあります。JR弘前駅、弘南鉄道(弘南線)の弘前駅、そして弘南鉄道大鰐線の中央弘前駅です。
- 駅前コース(5・6日)|JR弘前駅前が会場
- 土手町コース(1〜4日・7日)|中央弘前駅が近い
- なぬかびおくり(7日夕方)|中央弘前駅前からシャトルバス
弘南鉄道は祭の期間中に増便と終電繰り下げを行っています(弘前市の告知)。
車は会場に近づけない
交通規制は18:30〜22:00頃(7日は9:30〜11:30)。桜大通りは1〜4日の17:30から車両通行禁止です。
ドローンは、運行コースと観覧場所の周辺で飛行が禁止されています。
観覧のマナーとして、公式は歩道や点字ブロックをふさがないよう求めています。沿道は人が多く、長時間立つことになります。
青森ねぶたとどう違うか
同じ青森県で、時期も重なります(青森ねぶた祭は8月2〜7日)。短くまとめると、違いは形です。
弘前は本ねぷたが主役で、前面に鏡絵、背面に見送り絵を描きます。ほかに山車の影響を受けた組ねぷた、前燈籠、手持ちねぷた、金魚ねぷたがあります。
そして弘前には津軽情っ張り大太鼓(直径3.3m・胴長3.6m)があり、合同運行の先導を務めます。1970年に復元されたものです。
詳しい比較は ねぶたとねぷたの違い にまとめました。
宿をいつ取るか
8月1〜7日の弘前は、年に一度の状態になります。
そして近隣の青森市では、同じ時期に青森ねぶた祭が行われます。青森県全体で宿が動く週だということです。
有料観覧席のインターネット販売が6月22日から、団体の先行予約が4月1日から。宿はそれより前に動きます。
弘前の宿の選び方は 弘前のホテル にまとめています。
祭の前後に見られるもの
ねぷたは祭の期間だけのものではありません。
- ねぷた公開|8月1〜6日 8:00〜17:00、市民中央広場・亀甲町広場。昼間に止まっているねぷたを間近で見られる
- 駅前ねぷた特別展示|7月1日〜8月16日
- 町内運行|主に7月30日〜8月6日の夜間と8月7日早朝
- 金魚ねぷた列車(弘南鉄道大鰐線)|7月4日〜8月31日
合同運行は夜なので、ねぷたの絵をじっくり見るなら昼のねぷた公開が向いています。
通年で見るなら 津軽藩ねぷた村 があります。高さ10mの大型ねぷたが展示されていて、年中無休です。
よくある質問
2027年の日程はいつですか
毎年8月1日〜7日なので、2027年は8月1日(日)〜7日(土)になります。運行コースや有料観覧席の詳細は、例年どおりなら春から夏にかけて公式が発表します。
運行順は事前に分かりますか
分かりません。公式が「運行順は各日19:00頃に決まり、順番ページは16:00以降に公開予定」としています。当日の夕方に確認することになります。
大型のねぷたはいつ出ますか
公式が「小型から始まり、後半ほど大型になります」と書いています。時刻までは決まっていないので、後半まで見ることになります。
何台出ますか
出陣台数は公式サイトに記載がありません。この記事では数字を書きません。
掛け声は何と言いますか
公式サイトの弘前ねぷたまつりのページには掛け声の記載がありませんでした。なお津軽藩ねぷた村には「ヤーヤー堂」という名前の展示室があります。
雨の日はどうなりますか
合同運行は雨天決行です。警報・注意報が出た場合は17:00に最終判断され、17:00に花火が上がれば運行します。ただし8月7日のなぬかびおくりは雨天中止です。
8月7日は夜もねぷたが見られますか
合同運行は午前中で終わります。夕方からは岩木川河川敷のなぬかびおくりになります。19:30にねぷた流し、20:10にねぷたを燃やします。
まとめ|日程の要点
- 会期は毎年8月1日〜7日。2027年は8月1日(日)〜7日(土)
- ★8月1〜4日は土手町コース、5・6日は駅前コース、7日は土手町の午前コース
- 運行開始は1〜6日が19:00頃、7日だけ10:00頃
- 交通規制は18:30〜22:00頃(7日は9:30〜11:30)。桜大通りは1〜4日の17:30から通行禁止
- ★運行順は当日19:00頃に決まり、16:00以降に公開。前もっては分からない
- 小型から始まり、後半ほど大型になる
- 8月7日の17:00〜20:30はなぬかびおくり(岩木川河川敷・雨天中止)。20:10にねぷたを燃やす
- 有料観覧席のイス席は3,000円。屋根なし・雨傘日傘は使用不可
- 合同運行は雨天決行。17:00の花火が実施の合図
- 審査は8月1日・2日。「運行」「構造・絵」「囃子」「印象」の4部門
→ 観覧席と交通規制/津軽藩ねぷた村/歴史と囃子
→ ねぶたとねぷたの違い/弘前のホテル/弘前のモデルコース
この記事の情報は2026年10月26日時点のもので、2026年の弘前ねぷたまつり(8月1〜7日)の終了後、2027年の発表前に書いたものです。弘前市観光情報サイト「きてみて、ひろさき。ここみて、弘前」の「弘前ねぷたまつり」(2026年7月19日更新)と「ねぷたまつり有料観覧席」(2026年7月1日更新)を確認しました。運行コース・時刻・交通規制・有料観覧席の料金と販売日は2026年のものです。2027年8月1日〜7日という日付は「毎年8月1日〜7日」という会期からの計算です。出陣台数と掛け声は公式サイトに記載がないため書いていません。
