高千穂の神楽を予約しようとして混乱するのは、★「高千穂神楽」と「夜神楽」が全く別のものだからです。公式サイトもページが分かれています。
★予約できるのは通年の「高千穂神楽」だけ。冬の「夜神楽」には予約の仕組みがありません。
3分で説明すると
- ★高千穂の神楽は2種類ある。「高千穂神楽」(通年・毎晩1時間)と「夜神楽」(冬・集落で夜通し)
- ★予約できるのは「高千穂神楽」だけ
- 高千穂神楽|高千穂神社境内の神楽殿、毎晩20:00〜21:00の1時間
- ★大人1,000円、小学生までは無料
- ★ネット予約のみ・クレジット決済のみ。公演日の30日前の午前10時頃から当日17時まで
- ★定員は約300名(ネット予約230名+当日受付50〜60名)。当日券は19:30から神楽殿の窓口
- ★12月31日・1月1日と、11月22日・23日は休演
- 演目は4番(手力雄の舞・鈿女の舞・戸取の舞・御神体の舞)
- ★夜神楽は毎年11月中旬〜翌年2月上旬。町内約20の集落で、民家や公民館が神楽宿になる
- ★夜神楽は夜を徹して三十三番を奉納。順番は集落によって違う
- ★「夜神楽見物は自由」だが、日程は公表を希望した集落のみ公開される
- ★2026年10月26日時点で、公式の夜神楽日程表は令和7年度(2025-26)のものが掲載されている
高千穂の神楽は2種類ある
ここを分けないと、予約の話がかみ合いません。
通年の「高千穂神楽」
高千穂神社境内の神楽殿(畳の広間)で毎晩20:00〜21:00に奉納される1時間の公演です。★観光客が見るために作られた形で、料金があり、ネット予約ができます。
「高千穂で神楽を見たい」という人がまず当たるのは、こちらです。
冬の「夜神楽」
★毎年11月中旬から翌年2月上旬にかけて、町内約20の集落で行われる神事です。民家や公民館が神楽宿となり、★夜を徹して三十三番の神楽を奉納します。
★神楽の順番は集落によって違います。観光公演ではなく、集落の行事です。
どちらを見たいかで予約方法が全く違う
| 高千穂神楽(通年) | 夜神楽(冬) | |
|---|---|---|
| 時期 | 毎晩 | ★11月中旬〜2月上旬 |
| 場所 | 高千穂神社 神楽殿 | ★町内約20の集落(民家・公民館) |
| 長さ | 1時間(20:00〜21:00) | ★夜通し |
| 番数 | 4番 | ★三十三番 |
| 料金 | 大人1,000円 | ★御神前を納める |
| 予約 | ★ネット予約のみ | ★予約の仕組みがない |
| 日程 | 毎晩(休演日あり) | ★公表を希望した集落のみ公開 |
★「高千穂夜神楽 予約」で検索して出てくる予約ページは、ほぼ通年の高千穂神楽のものです。冬の夜神楽を予約しようとしても、窓口がありません。
高千穂神楽の予約方法
こちらは手順がはっきりしています。
ネット予約のみ・クレジット決済のみ
★予約はインターネット予約のみで、支払いはクレジット決済に限られます。電話予約や現地での事前予約はありません。
30日前の午前10時頃から当日17時まで
★公演日の30日前の午前10時頃から、当日の17時まで予約できます。1か月前に枠が開く形です。
★団体割引は20名以上で1人900円ですが、インターネットでの団体割引は適用されません。
キャンセル料がかかる
★ネット予約にはキャンセル料が発生します。予約完了時から2日前まで10%、前日50%、当日100%です。
★予約完了の時点からかかるのが注意点です。日程が固まっていない段階で取るなら、ここを承知しておく必要があります。
料金と定員
- 大人|1人1,000円
- ★小学生まで|無料
- 団体(20名以上)|1人900円(★ネット予約では適用されない)
- ★添乗員が入場する場合も拝観料が必要
定員はこうなっています。
- 収容|300名程度
- ★内訳|インターネット予約230名+当日受付50〜60名
- ★座席は先着順。予約しても席の指定はありません
- ★定員に達した場合は入場をお断りすることがある
★席が先着順なので、予約しても早めに行く意味があります。畳の広間です。
当日でも入れるか
★入れます。当日券があります。
★高千穂神社神楽殿の受付窓口で、19:30から当日券が販売されます。枠は50〜60名です。
ただし300名のうち230名はネット予約なので、当日枠は全体の2割ほど。★混む時期は、先に取っておくほうが確実です。
演目は4番
1時間で舞われるのは4番です。
- 手力雄(たぢからお)の舞
- 鈿女(うずめ)の舞
- 戸取(ととり)の舞
- 御神体(ごしんたい)の舞
★三十三番のうちの4番です。冬の夜神楽で夜通し舞われる三十三番を、観光客が1時間で見られる形にしたもの、という位置づけになります。
休演日がある
「毎晩」ですが、休みがあります。
- ★12月31日・1月1日は休演
- ★11月22日・23日は「神話の高千穂神楽まつり」の開催に伴い休演
★年末年始に高千穂へ行く予定なら、ここは確認が必要です。
冬の夜神楽は予約できるのか
★予約の仕組みがありません。公式の書き方は「夜神楽見物は自由ですが」です。
★予約の要否についての記載もありません。代わりに書かれているのは「場所日程等のお問い合わせは2週間ほど前にいただけると確実です」という案内です。
つまり予約ではなく、問い合わせ。日程と場所を電話で確かめて行く形になります。日程表についての問い合わせ先は高千穂町企画観光課 0982-73-1212です。
日程は「公表を希望した集落のみ」
★公式の夜神楽日程表には「公表を希望した集落のみ日程を公表しています」と書かれています。約20集落すべてが載るわけではありません。
★日程が決まっていない集落は、決定次第順次追加されます。最新情報は高千穂町役場の公式ホームページで確認するよう案内されています。
2026-27シーズンの日程表の状況
★2026年10月26日時点で公開されているのは、令和7年度(2025-26シーズン)の日程表です。「2025年10月30日現在」と記載されています。
前シーズンの日程表は、こうなっていました。
- ★夜神楽15件、日神楽7件
- ★初回は11月15日(土)、最終は2月7日(土)
- ★ほぼすべてが土曜日
- 地区は押方・上野・下野・岩戸・向山・三田井・河内・上田原
- ★11月22日と12月6日は3集落が同じ日
この並びから分かることが2つあります。★土曜に集まることと、★11月下旬から12月上旬に件数が多いことです。日程表が出る前でも、この時期の土曜を想定して宿を考えられます。
何時から何時までか
高千穂神楽は20:00〜21:00。これは毎晩同じです。
夜神楽は集落によって違います。公式の説明では午後2時頃の宮神楽などから始まるとされ、★地区により時間や舞順は変わります。
前シーズンの日程表では、神事が13:00〜20:00の間で集落ごとに分かれていました。★終了時刻の記載はありません。夜通し舞い、★夜明け頃に岩戸五番が行われます。
★「夜神楽を見た」と言えるのは夜明けまでいた場合、ということになります。途中で帰ることもできますが、山場は明け方です。
夜神楽を見るときのマナー
夜神楽は集落の神事で、場所は民家や公民館です。観光施設ではありません。公式に書かれていることを押さえます。
御神前を納める
★神事参列の礼儀として、受付に「御神前」を納めます。入場料ではなく、礼儀として納めるものです。
★初穂料やご神前は、神様や「ほしゃどん」(舞手)、神楽宿への感謝を表すものと説明されています。★金額についての記載はありません。
「ふるまい」は食事代ではない
★参加者に料理がふるまわれることがありますが、神事儀礼の一環であり、食事代としての意味はないと公式に書かれています。
ここは誤解しやすいところです。御神前はふるまいの代金ではありません。
防寒具と飲み物・軽食
★公式の案内は「寒さ対策の防寒具や飲み物・軽食を持参すると安心です」です。
11月から2月の高千穂で、夜通し屋外や公民館にいることになります。★日程と場所を事前に確認することも、公式が最初に挙げている注意点です。
神話の高千穂夜神楽まつり
夜神楽の三十三番を通しで見たいが集落まで行くのは難しい、という人向けの行事があります。
令和7年(2025年)の案内はこうでした。
- 令和7年11月22日・23日
- 前夜祭|11月22日 18:00〜22:00頃
- 本祭|11月23日 10:00〜22:00頃
- 会場|高千穂神社 神楽殿
- ★無料(出入り自由)
- ★夜神楽三十三番を2日間かけて奉納
★三十三番を無料で、出入り自由で見られる行事です。高千穂神楽が11月22日・23日に休演になるのは、これが理由です。
★2026年の開催についての案内は、確認したページにありません。日付が同じなら、11月22日・23日になります。
アクセスと宿
高千穂神楽は20:00〜21:00。終わるのは夜9時です。★その日に高千穂から移動するのは現実的ではありません。
神楽殿の駐車場は約100台・無料です。車で行く場合はここに置けます。
夜神楽ならもっと厳しくなります。★夜通しで、終わるのは夜明け。宿がなければ成立しません。
宿泊についての問い合わせ先は高千穂町観光協会(宿泊関係)0982-73-1800です。高千穂の回り方は 高千穂のモデルコース にまとめています。
よくある質問
高千穂神社の夜神楽は予約できますか
★予約できるのは通年の「高千穂神楽」(毎晩20:00〜21:00)だけです。インターネット予約のみ・クレジット決済のみで、公演日の30日前の午前10時頃から当日17時まで。大人1,000円、小学生までは無料です。★冬の集落の「夜神楽」には予約の仕組みがなく、公式は「夜神楽見物は自由」としています。
混雑しますか
高千穂神楽の収容は300名程度で、★内訳はネット予約230名と当日受付50〜60名です。★座席は先着順で、定員に達した場合は入場をお断りすることがあると案内されています。当日券は19:30から神楽殿の窓口で販売されます。
マナーで気をつけることは何ですか
高千穂神楽は飲食・アルコールの持ち込みを控える(水分補給は可)、写真はフラッシュ禁止(撮影自体は可)、ペット不可、椅子・座布団の貸出はないが持ち込みは可です。夜神楽は御神前を受付に納めること、★ふるまいは神事儀礼の一環で食事代ではないこと、防寒具と飲み物・軽食を持参することが案内されています。
スケジュールは2026年はいつですか
高千穂神楽は毎晩20:00〜21:00で、★12月31日・1月1日と11月22日・23日が休演です。夜神楽は11月中旬〜翌年2月上旬ですが、★2026年10月26日時点で公開されている日程表は令和7年度(2025-26)のものです。令和8年度分は、公表を希望した集落から順次追加されます。
夜神楽は何時に終わりますか
★終了時刻についての記載はありません。夜を徹して三十三番を奉納し、★夜明け頃に岩戸五番が行われます。始まりは集落によって違い、前シーズンの日程表では神事が13:00〜20:00の間で分かれていました。
まとめ|予約と違いの要点
- ★高千穂の神楽は2種類。混乱の原因はここ
- ★予約できるのは通年の「高千穂神楽」だけ
- 高千穂神楽|高千穂神社 神楽殿、毎晩20:00〜21:00
- ★大人1,000円・小学生まで無料。団体20名以上900円(ネットでは適用外)
- ★ネット予約のみ・クレジット決済のみ。30日前の午前10時頃〜当日17時
- ★キャンセル料は予約完了時から。2日前まで10%・前日50%・当日100%
- ★定員300名(ネット230+当日50〜60)。座席は先着順
- ★当日券は19:30から神楽殿の窓口
- 演目は4番(手力雄・鈿女・戸取・御神体)
- ★12月31日・1月1日と11月22日・23日は休演
- ★夜神楽は11月中旬〜2月上旬、町内約20集落の民家・公民館で夜通し三十三番
- ★夜神楽は「見物自由」。予約ではなく2週間ほど前の問い合わせ
- ★日程表は公表を希望した集落のみ。2026年10月26日時点では令和7年度のもの
- ★前シーズンは夜神楽15件・日神楽7件、ほぼ土曜
- ★御神前は礼儀として納めるもの。ふるまいは食事代ではない
- ★夜明け頃に岩戸五番。終了時刻の記載はない
- 神楽殿の駐車場は約100台・無料
高千穂神楽は21時に終わり、夜神楽は夜明けまで続きます。どちらも高千穂に泊まる前提です。宿の数が限られる町なので、日程が決まったら先に押さえるほうが安全です。
この記事の情報は2026年10月26日時点のものです。高千穂町観光協会公式の「高千穂神楽のご案内」「高千穂の夜神楽」「夜神楽日程表」「【11月22日・23日開催】神話の高千穂夜神楽まつりについて」を確認しました。料金・定員・予約方法・キャンセル料は高千穂神楽のもので、夜神楽には予約の仕組みがありません。夜神楽の終了時刻、御神前の金額、2026年の「神話の高千穂夜神楽まつり」の開催案内、令和8年度(2026-27シーズン)の夜神楽日程については、確認したページのいずれにも記載がありませんでした。日程表は「令和7年度 夜神楽日程表(2025年10月30日現在)」が掲載されているものです。夜神楽の日程と場所は、高千穂町企画観光課(0982-73-1212)に問い合わせるよう公式が案内しています。
