葵祭の交通規制2027・規制図が出る時期・バス・歩く道
ほかの祭と性格が違います。会場が1か所に固定されず、行列が約8キロを移動するからです。規制の区間と時刻を示す資料は祭の直前にならないと公開されず、規制図が出るのは春。確認先は京都府警察と、国民公園協会・京都御苑の2つです。京都御苑周辺は午前10時30分まで、下鴨本通は11時40分前後と14時20分以降、加茂街道は14時55分以降。下鴨神社が当日駐車できないこと、市バス4系統が行列と同じ道を走ることまで分かります。
ほかの祭と性格が違います。会場が1か所に固定されず、行列が約8キロを移動するからです。規制の区間と時刻を示す資料は祭の直前にならないと公開されず、規制図が出るのは春。確認先は京都府警察と、国民公園協会・京都御苑の2つです。京都御苑周辺は午前10時30分まで、下鴨本通は11時40分前後と14時20分以降、加茂街道は14時55分以降。下鴨神社が当日駐車できないこと、市バス4系統が行列と同じ道を走ることまで分かります。
正式な名前は賀茂祭です。下鴨神社と上賀茂神社の例祭で、毎年5月15日。面白いのは「なぜ葵祭と呼ぶのか」に説明が2つあることです。上賀茂神社は降臨のときの御神託に置き、京都市観光協会は江戸時代の装飾に置いています。下鴨神社は欽明天皇5年(544年)に始まったとし、698年には見物人の警備命令が出ています。応仁の乱以降の約200年の中断、元禄7年の再興、明治以降の2度の中断と斎王代の登場まで分かります。
葵祭は下鴨神社(賀茂御祖神社)と上賀茂神社(賀茂別雷神社)の例祭で、行列は京都御所を出てこの2社を順に回ります。なぜ2つの神社なのかは神話にあります。下鴨神社の御祭神・玉依媛命が、上賀茂神社の御祭神・賀茂別雷大神を生んだと伝えられているからです。鴨川の下流から上流へという順番の意味、両社の社頭の儀の中身、前儀がどちらで行われるか、2社を1日で回る手まで分かります。
有料観覧席は京都御苑と下鴨神社参道の2か所だけで、上賀茂神社にはありません。そして座席は選べず、申込順にコンピューターが割り当てます。選べるのは「最前列か2列目以降か」と「解説が付くか」の2点です。一般席5,000円、解説つきは8,500円から。入場締切は御苑が10時。個人の販売は4月1日から、団体は前年12月から。雨天順延でも券は16日にそのまま使えますが、払い戻しはありません。
行列は約8キロを進みます。有料観覧席があるのは京都御苑と下鴨神社参道の2か所だけで、それ以外の沿道は料金がかかりません。ただし公式は無料で見られる場所の一覧を出していないので、判断材料は通過時刻と注意書きです。京都御苑は出発地点の10時30分、下鴨神社の参道は11時40分の到着と14時20分の出発で2回通る、賀茂川堤は14時55分以降、上賀茂神社は終点の15時30分。車いす席が京都御苑だけであることまで分かります。
行列でもっとも目を引くのが斎王代です。よく検索されるのは「どうやって選ばれるのか」と「いくらかかるのか」ですが、どちらも公式には出ていません。公式が書いているのは「京都在住の一般の方」だけで、公募の記載もありません。かつての斎王は35代・約400年続き、建暦2年に途絶え、744年後の昭和31年に斎王代として復活しました。5月4日の御禊の儀は無料で見られて申し込みも不要、会場は両社が毎年交互です。
毎年5月15日で、曜日では動きません。行列は京都御所を10時30分に出て、下鴨神社に11時40分、上賀茂神社に15時30分に着きます。約8キロ。押さえるべきもう1点は、先頭から最後まで通過するのに1時間弱かかることです。京都御苑・下鴨神社の参道・賀茂川堤・上賀茂神社それぞれの通過時刻、有料観覧席の席種と値段、公式が無料観覧の案内を出していないこと、雨天順延の判断が前日18時頃で券の払い戻しがないことまで分かります。
手ぬぐいは2種類あります。現地で観客席にまかれる「まきもの」と、公式が箱に詰めて売る「長崎くんち手拭いセット」です。公式は「縁起ものとして捲く『まきもの』をその場で手に入れるのは容易ではなく、しかも、全6ヵ町分を集めるのは至難の業です」と書いています。セットは令和8年(2026年)が4,500円(税込)で、踊町6ヵ町ぶんが化粧箱に入ります。公式が挙げる4か所の販売場所、赤本300円、栞300円まで分かります。
ツアーに付くのは諏訪神社の桟敷席が主流です。この桝席は自分で買うと1桝4人掛けが単位で、18,000円から。1人や2人で行くなら、ツアーのほうが安く済む場合があります。販売日が6月から8月に4回あるので、6月に動けない人もツアーが有利。逆に踊場と日を選びたい人は個別手配です。関東発は3日間、九州発は2日間が標準。九州3大祭を組み合わせたツアー、日帰りが成立するかまで分かります。
規制は朝6時30分から始まります。奉納が7時台に始まるからです。止まるのは踊場だけでなく、庭先回りの会場でも通行止めになり、バスは路線を変更します。中央公園は1日2回規制される日もあります。車が現実的でない理由は5つ。4つの踊場がすべて市内中心部にあること、朝6:30から規制が始まること、1日2回の日があること、庭先回りの場所が事前に読めないこと、雨天順延でも同じ規制がかかること。路面電車は通りそのものが生きています。