座布団が宙を舞う「コッコデショ」の担ぎ手・掛け声・次の年
長崎くんちで最も沸く瞬間です。公式の名前は「太皷山(たいこやま)」で、コッコデショはその別名。屋根に座布団5枚と太鼓打ち4名を乗せ、担ぎ手36名が2班で宙に放り上げて片手で受け止めます。由来は中国でも長崎でもなく大阪の堺で、1799年に初めて奉納されました。「コッコデショ」という語の意味は公的に書かれておらず、重さも公表されていません。7年に一度しか見られない理由、どこで見るのが一番いいかまで分かります。
長崎くんちで最も沸く瞬間です。公式の名前は「太皷山(たいこやま)」で、コッコデショはその別名。屋根に座布団5枚と太鼓打ち4名を乗せ、担ぎ手36名が2班で宙に放り上げて片手で受け止めます。由来は中国でも長崎でもなく大阪の堺で、1799年に初めて奉納されました。「コッコデショ」という語の意味は公的に書かれておらず、重さも公表されていません。7年に一度しか見られない理由、どこで見るのが一番いいかまで分かります。
諏訪神社の秋季大祭です。始まりは1634年(寛永11年)、遊女2人が神前で謡曲を奉納したのが起源とされています。出島ができる年に始まり、長崎奉行の援助で大きくなりました。「くんち」は旧暦9月9日の重陽から、というのが公式も「説」としている説明です。演し物には中国から来たもの(龍踊は唐人屋敷から)と大阪の堺から来たもの(コッコデショ)が混ざっています。国の重要無形民俗文化財で、朝7時台から始まります。
観覧券は4つの踊場がそれぞれ別々に売っていて、まとめて買う窓口はありません。公式も「観覧券の販売を含め運営は踊場独自に行っております」と明記しています。料金も販売日も買い方も違い、販売は6月上旬から8月上旬まで4回に分かれます。諏訪神社のS席36,000円、中央公園は4,500円から。中央公園だけ1名単位で、ほかは1桝4人掛けです。どこが一番見やすいか、雨天のときの扱いまで分かります。
最も知られる演し物で、「蛇踊り」とも書かれます。龍を動かすのは龍衆10人と玉使い1人の11人。囃子は8種類の楽器で、ドラとラッパが入ります。起源は唐人屋敷で唐人が踊っていた龍燈踊で、県指定無形民俗文化財。背後には280人規模の組織があります。龍の寸法は公的な資料に出ていません。八坂神社は踊場と観覧席が近いこと、中央公園が1人単位で買える唯一の会場であることまで分かります。
毎年出る町が違います。「去年見たコッコデショを今年も」とはいきません。長崎市内には58の踊町があり、7つの組に分かれて当番は7年に一度。公式が令和8年から令和14年まで7年分の出演町を公開しているので、どの年に何が見られるかは先まで分かります。2027年(令和9年)は馬町・東濵町ほか7ヶ町。傘鉾は全町に付き、船もの・龍踊・コッコデショ・本踊と演し物が分かれます。狙う町の選び方まで分かります。
毎年10月7日から9日で固定です。ただ「何時にどこへ行けばいいか」は、それだけでは決まりません。公式が配っているのは「踊町順番及び予定時刻表」で、踊町ごとに4つの踊場を回る時刻が並んでいます。朝7時に始まり、30分おきに1町ずつ出発して、1町が終わるまで約2時間40分。縦に読むか横に読むかで見える情報が変わります。あくまで「予定」時刻であること、無料で見られる庭先回りの仕組みまで分かります。
「郡上踊りが禁止されたのはなぜですか」は、調べると必ず出てくる質問です。答えは記録に残っています。1874年(明治7年)6月、岐阜県布達第119号で「悪習」として禁止されました。理由は風儀上の問題です。そして禁止はこの1回ではなく、大正にも警察の干渉で3年間中止しています。江戸期の取締りの記録、昭和の全国への紹介と曲の整理、文化財としての指定、「誰とでも踊る」という性格がどこから来たかまで分かります。
郡上八幡は小さな城下町です。観光協会が載せている宿は全31軒で、そのうち会場まで歩ける市街地は19軒しかありません。郊外の宿には送迎バスを出すところもあります。徹夜おどりは朝まで踊るので「そもそも宿は要るのか」という問いが出ますが、途中で休む場所として、終わったあとの荷物置きとして意味があります。いつから埋まるか、岐阜市・名古屋から通う手、車中泊、値段の目安まで分かります。
おしゃれのためではなく、音を鳴らすのが踊りの一部です。観光協会も「踊りの調子を高める特徴がある」として用意を勧めています。ただし必須ではありません。地元の郡上木履は実店舗で5,300円から、現地で買うほうが安い。徹夜おどり中は踊りの終了時刻まで開いていて、鼻緒の調整にも対応しています。鼻緒を深く履き込まないこと、履き慣らしてから行くこと、台の交換と鼻緒のすげ替えまで分かります。
曲名は意味の分からないものが並びます。「げんげんばらばら」「ヤッチク」「三百」。郡上市と観光協会の資料をたどると、10曲それぞれの成り立ちと名前の背景が分かります。春駒はもと「さば」、げんげんばらばらは昭和11年の追加曲、まつさかは郡上名所案内。10曲すべてが重要無形民俗文化財で、成立が300年違う曲が同じ夜に並びます。扱うのは意味と由来で、歌詞そのものではありません。