はじめての郡上おどり・まず覚えるのはかわさき1曲だけ
全10曲ありますが、全部覚えてから行く必要はありません。観光協会は「踊りに必要な衣装はなく、誰でも気軽に参加できる」としていて、輪に入るのに申し込みも審査もありません。まず覚えるのは最も踊られる「かわさき」、2曲目は「春駒」。現地には定員65人の無料講習もあります。輪のどこに入るか(上手な人の後ろ、屋台から少し離れた外側)、手より足を先に合わせること、下駄の鳴らし方まで分かります。
全10曲ありますが、全部覚えてから行く必要はありません。観光協会は「踊りに必要な衣装はなく、誰でも気軽に参加できる」としていて、輪に入るのに申し込みも審査もありません。まず覚えるのは最も踊られる「かわさき」、2曲目は「春駒」。現地には定員65人の無料講習もあります。輪のどこに入るか(上手な人の後ろ、屋台から少し離れた外側)、手より足を先に合わせること、下駄の鳴らし方まで分かります。
徹夜おどりは8月13日から16日の4夜。20時から翌朝4時または5時まで踊り続けます。「本当に朝まで踊るのか」の答えは、踊ります。しかも進行に決まりがあり、鳴り物なしの古調かわさきで始まり、明け方のまつさかで終わります。囃子方は3交代。日によって終わりが1時間違い、会場も4夜で入れ替わります。初めてなら何時に行って何時に帰るか、仮眠と休憩、下駄の履き慣らし、駐車場とシャトルバスまで分かります。
一晩だけの祭ではありません。7月中旬から9月上旬まで、全30夜にわたって踊られます。しかも会場が日によって変わります。一晩に1カ所、その日の縁日がある町内で踊るので、日付と会場をセットで選ぶことになります。おどり発祥祭(7月中旬)、通常のおどり、徹夜おどり(8月13〜16日)、おどり納め(9月上旬)。平日・日曜と土曜で終わりが30分違うこと、初めてならどの日に行くかまで分かります。
「よさこい」の祭は高知だけではありません。全国250以上の市町村で開かれていると、仙台の祭の公式サイトが書いています。やっかいなのは月がばらけることで、札幌のYOSAKOIソーラン祭りは6月、高知と原宿は8月、仙台みちのくYOSAKOIまつりは10月。坂戸・沼津・佐世保もあります。日付まで分かる祭と月しか分からない祭を分けて並べているので、近場で見るか遠征するかを決められます。
交通規制は祭の公式サイトではなく、高知県警察が「署長規制」として公表しています。これが一次資料です。読むと知られていないことがあります。8月9日には規制がない。競演場の規制は12:00からで、追手筋の12:45より45分早い。逆に駐車禁止が解除される区間もあります。規制は約10時間続き、方向だけを止める規制もあります。郊外に停めて移動する手、タクシーが拾いにくい時間帯、帰りの最終電車とバスまで分かります。
検索すると出てくるのは販売・製作業者のカタログばかりで、名前や値段を整理したものが見つかりません。基本は長半纏で、型は80パターン以上。前合せ・袖無し・変形のほか、鳴子・はちまき・さらし・フラフといった部位の名前があります。チームは製作会社に発注し、納期は2ヶ月前から。費用は1人あたり1万〜1万2千円、チーム全体では350万〜500万円という調査があります。既製品とレンタル、見る側の暑さ対策まで分かります。
始まりは1954年。公式サイトの歴史ページには、目標は「徳島の阿波踊りに対抗する祭りにすること」と書かれています。鳴子が選ばれたのも、阿波踊りとの差別化が理由でした。鳴子はもともと鳥を追い払う農具です。第1回の規模と中身、1972年頃の自由化と大型化、前夜祭・後夜祭・全国大会が加わった経緯、「よさこい鳴子踊り」の曲が5日間で作られたこと、札幌のYOSAKOIソーランへの広がりまで分かります。
前夜祭は8月9日、後夜祭は8月12日。どちらも中央公園ですが、見られるものが違います。前夜祭は前年の受賞チーム、後夜祭はその年の受賞チーム。つまり前夜祭は「去年のベスト」を、後夜祭は「今年のベスト」を見る日です。前夜祭の夜には花火が重なります。追手筋の桟敷席は本番と全国大会だけで前夜祭にはないこと、時間割があるので狙って行けること、前夜祭だけ行くという選択肢まで分かります。
会場は競演場と演舞場で16ヶ所あります。ただ、この祭には全体の時間割がありません。例外が追手筋本部競演場と帯屋町演舞場の2つで、ここだけ時間が決まっています。ほかは到着順です。桟敷席は一般席の夜が昼の倍、パラソルシートとグループエリアもあります。追手前高校側は遮光ネットがなく、屋根もないので傘が使えません。無料で見るならどの会場か、万々競演場がどんな会場かまで分かります。
高知の「よさこい祭り」と札幌の「YOSAKOIソーラン祭り」は別の祭です。開催地も時期も規模も違い、踊りのルールも違います。札幌のルールは「鳴子を持つ」「ソーラン節を入れる」の2つだけ。名前が似ているのは偶然ではなく、札幌の祭が高知の祭から生まれたからです。高知は1953年に商工会議所が企画し、阿波踊りに対抗して作られた祭で、鳴子はもともと鳥を追い払う農具。どちらを見に行くかまで分かります。