高山祭の日程は、調べればすぐ出てきます。春は4月14日・15日、秋は10月9日・10日。毎年同じです。
難しいのは時刻のほうです。公式が時刻を明記しているのは、秋の宵祭(18時)だけでした。
3分で説明すると
- 春の山王祭は4月14日・15日(日枝神社)
- 秋の八幡祭は10月9日・10日(櫻山八幡宮)
- 2027年は春が水・木、秋が土・日
- ★公式が時刻を書いているのは秋の宵祭の「午後6時」だけ
- からくりは春は14日・15日とも1日2回(各台20分ほど)、秋も9日・10日とも1日2回。時刻の記載はない
- 夜祭(宵祭)は春も秋も1日目の夜だけ
- 秋は10月7日に屋台の曳き順を抽選で決める
- ★雨天時の扱いは公式に記載がない。ただし宵祭は中止になることがある
高山祭は年2回ある
高山市の説明では、高山祭は「4月14・15日の日枝神社の山王祭と、10月9・10日の桜山八幡宮の八幡祭の総称」です。
| 春 | 秋 | |
|---|---|---|
| 正式名称 | 山王祭 | 八幡祭 |
| 神社 | 飛騨山王宮 日枝神社 | 櫻山八幡宮 |
| 日程 | 4月14日・15日 | 10月9日・10日 |
| 屋台 | 12台 | 11台 |
| 2027年の曜日 | 水・木 | 土・日 |
どちらも日付で固定されているので、曜日は年によって変わります。なお秋の日程は1968年(昭和43年)に定められました。
春の山王祭は4月14〜15日
2日間の呼び名があります。14日が試楽祭(しがくさい)、15日が本楽祭(ほんがくさい)です。
4月14日(試楽祭)
- 全屋台が所定の場所に曳き揃えられる
- 午後の「発御祭」のあと、日枝神社を出発して祭礼区域を巡る(御巡幸)
- 夜|屋台に提灯が灯り、町を曳き廻したあと各屋台蔵へ曳き別れる
4月15日(本楽祭)
- 再び屋台が曳行される
- 正午に「発御祭」。御旅所から日枝神社へ還御
- 神輿の還御とともに曳き別れ
春の曳行順はくじで決まります。ただし三番叟は「一番」を引く慣例で、神楽台に続いて先行します。
秋の八幡祭は10月9〜10日
秋は準備の日から数えると3日間になります。
10月7日|曳き順の抽選
高山市の説明によると、10月7日に屋台の曳き順を抽選で決めます。祭の2日前です。
10月9日(例大祭)
- 御神幸と行列。一部の屋台が巡行
- 午後|屋台曳廻し(4台)。★秋だけの行事
- 午後6時|宵祭。神楽台を先頭に11台が夜の町を巡行
- 順道場で曳き別れ、各屋台蔵へ戻って1日目が終わる
10月10日
- 御神幸と屋台の曳き揃え
- 夕刻に曳き払い
何時から何時までか
ここが調べにくい部分です。公式に時刻が書かれているものと、書かれていないものを分けます。
| 行事 | 時刻 |
|---|---|
| 秋の宵祭(10月9日) | ★午後6時(明記されている) |
| 春の御巡幸(4月14日) | 午後の「発御祭」のあと(具体的な時刻なし) |
| 春の発御祭(4月15日) | 正午 |
| 春の夜祭(4月14日) | 記載なし |
| からくり(春・秋とも) | 1日2回。時刻の記載なし |
| 秋の屋台曳廻し(10月9日) | 午後(具体的な時刻なし) |
| 秋の曳き払い(10月10日) | 夕刻(具体的な時刻なし) |
確定しているのは秋の宵祭が18時と、春の15日の発御祭が正午の2つです。
年ごとの詳しいスケジュールは、例年、飛騨高山観光公式サイトが祭の前に出します。行く年が決まったら確認してください。
からくり奉納の時刻
からくりは春も秋もありますが、台数と場所が違います。
| 春 | 秋 | |
|---|---|---|
| 屋台 | 三番叟・石橋台・龍神台(3台) | 布袋台(1台) |
| 場所 | 本町1丁目の陣屋前交差点の路上 | 櫻山八幡宮の境内 |
| 日 | 14日・15日とも | 9日・10日とも |
| 回数 | 1日2回、各台20分ほど | 1日2回 |
| 時刻 | 記載なし | 記載なし |
春は中橋のたもとにある御旅所へ屋台の正面を向け、順番に演技します。
どちらもYouTubeでライブ配信されています。現地で時刻が分からない場合でも、配信を手がかりにできます。
夜祭は1日目の夜だけ
春も秋も、提灯を灯した屋台が出るのは1日目の夜です。2日目の夜にはありません。
- 春|4月14日の夜(時刻の記載なし)
- 秋|10月9日の午後6時
どちらも各屋台が約100個の提灯を灯し、町を巡ったあと順道場で曳き別れて屋台蔵へ帰ります。
夜祭の詳細は 高山祭の夜祭 に分けて書きました。
雨天時はどうなるか
調べた範囲を正直に書きます。
飛騨高山観光公式サイトにも高山市のページにも、雨天時の扱いの記載がありませんでした。春・秋どちらについてもです。
ただし手がかりがあります。秋の高山祭案内本部の受付時間に、こう書かれています。
宵祭が中止の場合、10月9日は9:00〜17:30
宵祭が中止になることがある前提で案内が組まれている、ということです。
屋台は漆塗りと彫刻で飾られた国の重要有形民俗文化財です。天候によって出ないことがあると考えておくほうが安全です。
当日の判断は高山祭案内本部(0577-36-1131)で確認できます。受付時間は秋の場合、10月9日が9:00〜21:00、10日が9:00〜16:00(宵祭中止時は9日が9:00〜17:30)です。
アクセスと交通規制
高山祭の会場は、どちらも高山駅から歩ける範囲です。
- 春|安川通りの南側・上町。からくりは本町1丁目の陣屋前交差点
- 秋|櫻山八幡宮の周辺。高山駅から徒歩20分(屋台会館と同じエリア)
交通規制については、確認した公式のページに具体的な範囲と時間の記載がありませんでした。屋台が町を巡る祭なので、車で会場付近に入るのは避ける前提で考えるほうがよさそうです。
高山の回り方は 飛騨高山のモデルコース にまとめています。
宿をいつ取るか
日付が固定されているので、逆算できます。
高山は人口規模に対して宿の数が限られます。そして祭は年2回、各2日間だけです。この4日間に需要が集中します。
2027年は秋の10月9日・10日が土曜・日曜にあたります。連休と重なる年は、さらに早く動くことになります。
ツアーという選び方は 高山祭ツアー に書きました。
よくある質問
2027年の高山祭はいつですか
春は4月14日(水)・15日(木)、秋は10月9日(土)・10日(日)です。日付で固定されています。
春と秋、どちらが良いですか
出る屋台が違います。春は12台でからくりが3台、秋は11台でからくりが1台。秋には屋台曳廻しがあります。春と秋の違い に整理しました。
からくりは何時からですか
公式に時刻の記載がありません。春は14日・15日とも1日2回(各台20分ほど)、秋は9日・10日とも1日2回とされています。
夜祭は2日目もありますか
ありません。春も秋も1日目の夜だけです。秋は午後6時開始です。
雨の場合は中止ですか
公式に雨天時の扱いの記載がありません。ただし宵祭が中止になることはあります(案内本部の受付時間の記載から)。当日に高山祭案内本部(0577-36-1131)で確認してください。
屋台はどこで見られますか
祭の日以外なら 高山祭屋台会館 で見られます。ただし展示されているのは秋の屋台11台のうち4台で、4か月ごとに入れ替わります。
まとめ|日程の要点
- 春の山王祭は4月14日・15日、秋の八幡祭は10月9日・10日。毎年固定
- 2027年は春が水・木、秋が土・日
- 春は14日が試楽祭、15日が本楽祭。15日の発御祭は正午
- 秋は10月7日に曳き順を抽選。9日が例大祭、10日に曳き払い
- ★公式が明記している時刻は秋の宵祭「午後6時」だけ
- からくりは春3台・秋1台。どちらも1日2回で、時刻の記載なし
- 夜祭は春も秋も1日目の夜だけ。提灯は約100個
- ★秋だけ「屋台曳廻し」がある(9日午後・4台)
- ★雨天時の扱いは公式に記載がない。宵祭は中止になることがある
- 問い合わせは高山祭案内本部 0577-36-1131
→ 春と秋の違い/夜祭/高山祭屋台会館
→ ツアーと宿/飛騨高山のモデルコース
この記事の情報は2026年10月26日時点のもので、2026年の秋の高山祭(10月9・10日)の終了後に書いたものです。飛騨高山観光公式サイトの「春の高山祭をもっと知る」「秋の高山祭をもっと知る」、高山市の「高山祭の屋台行事」「高山祭屋台」を確認しました。雨天時の扱いと、からくり・春の夜祭の時刻は、いずれのページにも記載がありませんでした。宵祭が中止になることがあるという点は、秋の高山祭案内本部の受付時間の記載から読み取れるものです。年ごとの詳しいスケジュールは、例年、祭の前に飛騨高山観光公式サイトが公表しています。
