加茂川でだんじりが乱舞する「川入り」2027の時刻と見る場所
川入りを見に行くときにいちばん使える情報です。西条市公式の予定時刻は17時15分頃。そのうえで公式自身が「※例年は定刻より遅れることが多いです。(令和7年:17時20分頃 令和6年:18時5分頃 令和5年:18時45分頃)」と注記しています。川に入るのは11台と神輿だけで、残りの約70台は右岸の道路沿いに並びます。桟敷席はなく場所取りも断られていること、いそのばしが15時から18時まで通行止めになることまで分かります。
川入りを見に行くときにいちばん使える情報です。西条市公式の予定時刻は17時15分頃。そのうえで公式自身が「※例年は定刻より遅れることが多いです。(令和7年:17時20分頃 令和6年:18時5分頃 令和5年:18時45分頃)」と注記しています。川に入るのは11台と神輿だけで、残りの約70台は右岸の道路沿いに並びます。桟敷席はなく場所取りも断られていること、いそのばしが15時から18時まで通行止めになることまで分かります。
「だんじり」という言葉には意味が2通りあります。西条市公式の注記は「※本市では、山車のことを屋台(だんじり・みこし・太鼓台)と呼びます」。つまり総称は「屋台」で、だんじりはその3種類のうちの1つです。ここを押さえないと台数も噛み合いません。伊曽乃だけで81台、市内全体では150台を超えます。公式の数字が割れているところ、彫刻を見るのは16日の朝7〜9時、ドローンは終日禁止。重さと値段は公式に数字がありません。
日程を調べて混乱する理由ははっきりしています。「西条まつり」は1つの祭ではなく、4つの神社の祭礼の総称だからです。だから日程が4組あります。しかも西条市の公式サイトは「石岡神社・伊曽乃神社・飯積神社の祭礼の日程は毎年変わりません」と明記していて、3つは日付固定、嘉母だけ動きます。神社ごとに出る屋台の種類、伊曽乃神社祭礼の宮出しが深夜2時からという時間の特殊さ、川入りの時刻まで分かります。
なぜ編笠をかぶるのか。公式の答えは意外なほど素朴です。「照れや恥ずかしさから人目を忍び、手ぬぐいで顔をかくして踊った」。それが編笠に代わったとされています。信仰でも様式でもなく、恥ずかしかったという話です。黒い帯もあり合わせから始まり、町の娘はもともと踊らなかった。元禄15年の起点、尺八が落ちて胡弓が入った明治40年代、四季の踊りができた昭和4年まで年表で分かります。
踊りには振付師の名前が残っています。男踊りは日本舞踊の若柳吉三郎、女踊りは小杉放庵。しかも女踊りは「八尾四季」という唄のために振り付けられたもので、民謡の踊りというより作られた踊りです。豊年踊り(旧踊り)・男踊り・女踊り・男女混合踊りの4つの違いと見分け方。公式は見出しで「4通り」、本文で「3通り」と数が割れています。編笠、町ごとに違う衣装と所作まで分かります。
「おわら風の盆 歌詞」で検索すると歌謡曲の歌詞ページが並びますが、祭で唄われているのは民謡の「越中おわら節」です。同じ名前の歌謡曲とは別物。そして「おわら」が何を意味するかには3つの説があり、公式も1つに決めていません。おわらひ(大笑い)説、大藁説、小原村説です。唄は七五調で、公式も歌詞を掲載していません。唄を支える地方(じかた)の役割、胡弓が三味線を「追う」こと、町ごとに節が違うことまで分かります。
この祭には「会場」がありません。公式の書き方は「『おわら風の盆』は旧町と呼ばれる11の町で行われます」。11の町がそれぞれ別々に踊るので、「どこに行くか」を決めないと始まりません。観光客が踊りに参加できる上新町、座って見られる鏡町、昼に見られる西町、音が響く諏訪町、唄い方が違う天満町。タイムスケジュールはPDFで出ます。富山駅からの行き方で当日は整理券が必要なこと、深夜に帰る手段まで分かります。
はっきりした利点と、はっきりした弱点があります。利点は宿。八尾町内の宿は公式サイトが「既に予約で満室」と告知するほど取れないので、ツアーならその壁を越えられます。弱点は時間です。行事は23時まで続きますが、バスツアーには帰りの時刻があり、夜が深いほど見どころが増える祭です。公式が名指ししているのはJTB富山支店と富山地鉄サービス旅行部の2社。共通するのは競演会ステージ付きで、雨でも中止になりません。
公式サイトがこう書いています。「もうしわけございません。次の宿泊施設は既に予約で満室となっております。…または富山市内の他の宿泊施設をご利用くださいませ」。運営側が満室を認めて富山市内を案内している——これがこの祭の前提です。八尾町内の宿は5軒ほどで、うち4件が11の町の中。富山市中心部から通うか、高岡・新高岡・金沢から通うことになります。深夜に帰る手段、特別観覧席つきの宿泊プランまで分かります。
2027年は9月1日(水)から3日(金)と、公式がすでに発表しています。日によって始まる時刻が違うという落とし穴があります。1日と2日は17時から23時、3日だけ19時から23時の4時間。3日目に夕方から行くと、2時間待つことになります。11の町が別々に踊ること、3日目の競演会には「お楽しみ」があること、公式が8月下旬の八尾を勧めていること、宿が極端に取りにくいことまで分かります。