同じ博多の2つの祭・どんたくと祇園山笠の違いと、どちらに行くか

福岡には大きな祭が3つあります。5月のどんたく、7月の山笠、9月の放生会。「どんたくと山笠はどう違うのか」とよく聞かれますが、別の祭です。どんたくは5月3日・4日の市民参加型のパレード、山笠は7月1日〜15日の櫛田神社の奉納行事。時期も中身も担い手も違います。「見るもの」か「走るもの」かという違い、3つを月別に並べた場合、GWと7月と9月で宿の取りにくさが違うことまで分かります。

782年続く「博多祇園山笠」の歴史・読み方・飾り山と舁き山

飾り山笠と舁き山笠があります。片方は10メートルを超える高さで動かず、もう片方は低くて走る。なぜ2種類あるのか。答えははっきりしています。電線です。昔は高さ10数メートルの飾り山を担いで走っていましたが、市内に電灯線が張られたことで丈の低い舁き山が生まれ、飾り山は動かない「据え山」になりました。起源の年は振興会が1241年、福岡市が1243年で2年ずれています。「流」とは何か、追い山笠の由来まで分かります。

博多祇園山笠の追い山は4時59分発!櫛田入りと見る場所

15日間は午前4時59分に終わります。その日の朝、櫛田神社の境内で一番山笠が「博多祝い唄」を歌い、約112メートルを30秒前半で駆け抜けて、須崎町まで約5kmを走ります。記録は100分の1秒まで計測されます。そして優勝旗も賞状もありません。「なぜ5時ちょうどではなく1分前なのか」は公式サイトに説明がありません。七つの流の出発順、どこで見るのが一番いいか、始発前なので足をどうするかまで分かります。

舁き手が走る博多祇園山笠2027・7月1日の飾り山から15日まで

最初につまずくのがここです。「山笠」と呼ばれるものが2種類あります。7月1日から街に立つ豪華な「飾り山笠」と、10日から男衆が担いで走る「舁き山笠」。別物です。これを知らずに7月5日に博多へ行くと、立っている山笠を見て「走らないのか」と思うことになります。準備は6月から始まっていること、15日間の主な行事、コースと距離、桟敷券、深夜の移動まで分かります。

300年前の記録から始まる「弘前ねぷた」の歴史と呼び名の由来

「300年以上続く祭」と紹介されますが、その起点ははっきりしています。享保7年(1722年)、弘前藩庁の「御国日記」に5代藩主がねぷたを見たという記録が残っています。そのときの呼び名は「ねぷた」ではなく「祢むた流」でした。青森ねぶたとどちらが古いかの比べ方、扇ねぷたと組ねぷたの違い、絵の題材まで分かります。掛け声「ヤーヤド、ヤーヤド」の意味は、弘前市のページにも観光情報サイトにも説明がありません。

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